初めての2000m↑赤薙山【登山】
1/30は日光霧降高原に行ってきました。
タイヤチェーンを買ったのですがつける練習をする暇がなかったので、スタッドレスだけで行ける霧降高原へ。キスゲ平園地の駐車場近くまでは路面もほぼドライでした。
高速代をケチったばっかりに日の出に間に合わなかったので、非常用スペースに少し車を停めて朝焼けに染まる山を見ました。
キスゲ平に着く頃にはもうすっかり太陽が昇ってしまっています。
さて、これから登るのは赤薙山。キスゲ平から女峰山に至る道の途中にある標高2010mの山です。ちなみにあわよくば女峰山を目指してみたいと思っての早朝出発でしたが、もうすでにスタートが予定よりも1時間遅くなってしまったのでやめておくことにします。女峰山、のぼりにいく人も少なければ、往復10時間以上の長丁場になってしまうので…。
さて、まずは階段をのぼっていきます。
この辺は雪もほとんどないので、そのまますたすたとのぼっていきますよ!
途中から雪で覆われてきますが、最初の方はそこまで急ではないのでそのまま登っていても滑らずに行けます。
標高150mほど登ってきました。
この上は昔スキー場になっていたそうでなかなかの傾斜です。そのため、階段もめちゃくちゃ急です。おまけに途中で会った人の話では、尻ソリで階段を滑り降りてくる人のせいで完全に滑り台になってしまっています。さすがにそのまま登るのは厳しそうだったので、避難小屋でアイゼン装着。
アイゼンがあっても急なものは急。先日の地蔵岳とどちらがきついかと言われるとなかなかいい勝負だなっていうくらいアキレス腱とふくらはぎが悲鳴を上げます。
だけど景色は本当に良い。少し進むごとに展望デッキという名の休憩スペースがあるのがとてもありがたい。頑張っちゃうぞ~
展望スペースで休憩しまくる。
見よ、この滑り台を!
(ちなみに下山時にこの階段をスニーカーでのぼってるおじさんを見かけてびっくりしたよね…降りる時気を付けてくれよ…)
は~すごい絶景!霧降高原道路のうねうねがたまりません。太陽の真下で輝く太平洋まで見渡せました。どうしようか迷ってカメラを車の中に置いてきてしまっていたんだけど、持ってくればよかったなあ…。
1445段の階段をのぼり終えて小丸山展望台までやってきました。ここで階段(という名の滑り台)はおしまいです。
登頂記念証がもらえるだと!?そういうのはすぐもらいたくなっちゃうからね!帰りにもらっていくしかないよね!
※合言葉の部分はSNS掲載禁止なので修正してあります。
ひゃーほんとにいい眺め!でも少し雲が出始めてしまったかな?
階段が終わると傾斜が緩くなってくれたので少し脚が休まりました。
ちなみにこの日の午前はてんくらBだったんですが、風がかなり強かったです。風で巻き上げられた雪が竜巻のようになっていることもありました。風が吹いたら下手に動かないッ!
赤薙山に至る途中にある小丸山。記念自撮り。
本当は簡易三脚を立ててたんだけど、風が強すぎて倒れてしまうので手持ちで。
結構のぼってきたぞ~!って感じ!
でもここは日光の東側だから、ここからだとあんまり雪山!な景色は見られないんだよね。
市街地の方を見下ろすと、雪がぶわっと巻き上がっていました。風つよ!
進行方向は綺麗な青空。突風に気を付けながら先へ進んでいきます。
景色が良すぎて何度も何度も立ち止まっては写真を撮っちゃう。
写真だとちょっと分かりにくいけど、稜線でうっすら渦巻いてるじゃん…。
細いところは風で煽られないようになお注意深くいくよ!
はあ~眺め最高~!
休み休み登って赤薙山山頂へ。
今までは赤城山と半月山と備前楯山くらいしか登ったことがなかったから、2000m超は初めてです。寒いけど楽しい~!山頂には温度計がかかっていて、-10℃になっていました。
隙間から奥日光の山々が見えます。
一番左に見えるのが男体山かな?
時間もまだ10時前なので、女峰山まで行けないとしても少し先まで行ってみるかな……と少し先へ進んで、ここの岩場を見て撤退(笑)
赤薙山より先へ来る人は少ないだろうし、アイゼンの爪引っかけて転んだりするの嫌だし。
というわけで引き返します。
と言っても赤薙山へ戻るにはここを登らねばなりません。というわけで、せっかく買ったので持ってきたピッケルを使いながら登ってみました。まあこのくらいだったら全然ストックで行けるんだけど…使ってみたかったんだよ…。
北側の雲が少し晴れてきました。雲の合間から見える空がとっても綺麗。
山頂のちょっと手前まで戻ったところにちょうどいいスペースがあったのでここで一休みすることにします。このピッケルの色に一目惚れしちゃってさ、本当はもうちょっとだけ長いのが欲しかったんだけどね…。青が好きだけど、ハードシェルもザックも赤なので全然合いません。えーん。
小腹が空いたので味噌汁。最近あおさにハマっているのであおさの味噌汁。うまい。
長丁場になるかもと思ってたくさん食料も持ってきていたんですが、いまいち食欲もなかったので食べませんでした。朝車の中でご飯食べてた時も用意した分食べきれなかったんだよなあ…。
一休みしたら下山します。
赤薙山の山頂まで戻ると二組が休憩していました。
は~~~この角度から見るの最高なの分かります!?
欲を言えばもう少し雲が少なくて青空だったら文句なしだったかな!
ヘルメットにスキーブーツのようなものを履いている人もいて、あれが噂に聞く山スキーの人か!と思いました。スキーなんて中学校の旅行が最後だったから、約15年ぶりにスキーの格好している人を見ました。
滑るところ見たいな~と思ってソワソワしてたんですが、気付かないうちにもう滑り出してたみたいで見れませんでした。残念。
さて、ずんずん下っていくよ!
写真だと分かりづらいけど、山の合間にある湖のようなものは形的に栗山ダムかな?近くには今市ダムもあるみたいけど…。
時間があったから丸山の方をぐるっと回ってみようかと思いましたが、来たことがない場所でいまいち進路も分からなかったのでやめておきました。
8時過ぎから登り始める人も多いようで、朝は全然人に会わなかったのに、帰りはたくさん登ってくる人たちに会いました。
さて、まもなく小丸山。あの滑り台をまっすぐ下るのは怖すぎるので、ゲレンデの方をジグザグに歩いて下っていきます。
コース取りが難しくて、時折ズボズボ埋まりながら下ります。
避難小屋まで下りてきたら、階段ではなくなだらかな遊歩道を歩きます。
木道の雪がなくなってきたのでアイゼンを外してタッタカ階段をおりるよ!
レストハウスで合言葉を伝えて登頂記念証をもらいました。
4種類集めるといいことがあるんだって!せっかくだから毎月来てみようかな?(とはいえあの滑り台をのぼるのはつらすぎる)
次は平日休みを狙って四阿山あたりに行ってみたいと思っています。が、今月祝日が2回もあるせいで平日休みがほとんどありません。ちくしょう。
年齢や体力的に次のPBPを目指してブルベも頑張っていたんですが、時勢的に来年のPBPは職場が許してくれなさそうなので自転車のモチベーション下がり中です。感染者数も増えてしまったので、せっかく誘っていただいたライドもキャンセルしてしまいました。
うちの職場でも夏のピークには空きがあったコロナ病床が満床になってしまっています。もし自分が感染して軽症で済んだとしても、職場の職員にうつれば入院患者を看る人がいなくなりますし、患者に遷れば大変なことになりかねません。一人遊びは続けつつ、より一層の感染対策をしていきたいと思います。
あと少し暖かくなってきたら自転車にも頑張って乗っていきたいかな…。
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今回はstravaではなくyamapでログを取ってみました。
前回の備前楯山では両方使ってたんですが、スマホの電池消耗が激しすぎて…。yamapに同期出来るサイコン的なものがあると嬉しいんだけどなあ~。