自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

大雪後の黒檜山駒ヶ岳縦走【登山】

2/11は祝日で仕事が休みだったので赤城山に行ってきました。
前日に雪が降ったので行ったことがない場所は不安だなということで、夏も冬も行ったことのある赤城山。
ちなみに降雪翌日ということで雪がたんまりでした。12月末との違いをぜひ見てみてください。



6時半に道の駅ふじみに到着。
あんまり雪が酷かったらバスに乗っていこうかなと思っていたんですが、この分なら問題なさそうです。一休みしたら赤城山へ向かいます。




前回は姫百合駐車場のあたりから凍結していましたが、今回は赤城国際CCのあたりから路面が凍っていました。
1/19に来た時は途中から横滑りやABS作動したりで怖い思いをしたので、今回はチェーンを持ってきました。というわけで姫百合駐車場で装着。前日にイメトレして、当日ぶっつけ本番で装着してみましたがうまくつけられてよかったです。
ちなみにスタッドレス+チェーンの効果か、横滑りもABSのガガガガガガも一度もなく無事におのこ駐車場に辿り着くことができました。




おのこ駐車場に着くとちょうど除雪をしていました。
毎日情報収集しているんですが、4時前からいつも周辺道路などの除雪をされているようです。いつもありがとうございます。


8時に駐車場を出発。
12月には歩いて渡れた歩道も全部埋まっており、確実に膝上まで埋もれながら歩く羽目になりそうだったので、車道を歩いていきます。




黒檜山の方の車道はこんな感じ。
ダイヤモンドダストがきらきら輝いていて綺麗だったんですが、手袋の映り込みがひどすぎたので写真を削除してしまいました。もったいないことをした。




8:27 黒檜山登山口。
アイゼンを装着して登り始めます。カーブミラーのところに自転車がおいてあったけど、この季節にあんな細いタイヤでこんな雪道走るの普通に危なくない!?
ちなみに私は一昨年のバースデーライドで霧降高原道路の凍結箇所を押し歩きした結果、クリートが滑って自転車を下敷きにしたおかげでリムがひん曲がって修理代を5万円払いました。もう雪道を自転車で走らないぞ!




12月にここを登った時と比べて雪がすごい。ちなみに赤城山は前日の雪で30cm積もったそうです。世間様は三連休の初日ということで人出はそこそこありましたが、やっぱり降雪直後はまだ雪が踏み固められていないので大変です。一歩踏み出してはずりずり下がったり、時折膝まで埋もれながら登っていきます。




鳥の巣みたいなやつ。




大沼が見渡せる場所で一息つきます。
前回ここに来た時はまだ大沼は全面凍結してなかったんだよなあ…。周りの木々も雪を纏っていて綺麗です。




雪がすごい(小並感)




すごい。




木が白い。この先は霧氷に期待できそうです。




少し急だったので疲れてきました。ちょっと気持ち悪くなったので無理に進まずに一息つきます。




気持ち悪さが引いたところで、先へ進んでいきます。
ちょっと見づらいけど、雪の壁から氷柱が生えてる。




標高を上げていくと、青空に浮かぶ美しい霧氷の白。




ああ~~~すごいよ~~~!




写真を撮りながらのんびり登っているので、後ろから何人も追いついてきました。




これがこの日一番のお気に入りの霧氷。




もう少しで稜線に出そう。




こっちは樹氷?枝が凍っていてすごい(小並感)




稜線に出ました。ここからは道も緩やかで歩きやすくなります。




もうすぐ山頂。




10:18 黒檜山登頂記念自撮り。




ところでお気付きいただけただろうか。山頂のバックには雲海が広がっているということに…。えっなにこれ最高すぎるんだけど…。




広角で。あ~もうカメラも持ってくれば良かったよ~!




雲海が最高すぎて何回でも写真を撮ってしまう…。




こちらは展望スペースに移動してからの写真。
12月に来た時には前橋方面と沼田方面で雪の有無がくっきり分かれていたけど、今回は前橋・渋川方面も白くなっています。




反対側は雲海。最高~。




すみっこを陣取って早めの昼食にします。




今回はカップ麺!サーモボトルに詰めてきたお湯を注いで食べます!
(が、食べていたら気持ち悪さがぶり返してきてちょっと困りました。時間をかけて完食しました。)




11:05 駒ヶ岳への分岐から先へ進みます。




ちょっとした展望スペース。雲海に気を取られすぎて、小沼の写真撮るの忘れちゃった。




駒ヶ岳への道は階段がたくさんあるはずなんですが、すべて埋もれてしまっていました。階段のあるところは基本的に急坂になることが多いので、恐る恐る下りていきます。
が、先達の冬季登山レポートを思い出しました。そうだ、尻で滑って下りればいいのだ。前後に人がいなさそうなのを確認して、ずざーっと滑り台のように下りていきます。まあスピードが出れば怖いから意識的にブレーキをかけようとしちゃうし、意外と滑らずに途中で止まったりすることもありました。


先を行く人たちがこの先のピークに見えました。
ちなみに私は登るのが遅いので、二度とこの前の人たちの姿を見ることはありませんでした(笑)




ぷち雪庇。




ここ12月と比べて超びっくりしたスポットなんですが、看板がめちゃくちゃ埋もれています。多分この1か月半で1mくらい積もっているのではないだろうか…。
ぜひ12月分の記事に載っている写真と比べてみてください。




相変わらず桐生方面は雲海っています。でも少し雲が取れてきたかな?




風も徐々に強くなっていく中、駒ヶ岳山頂へ向かって登っていきます。




途中、風でトレースが消えかけているところもありました。
足跡はないですが、アイゼンで穿り回されたであろう跡が残っていたのでそれを頼りに登っていきます。




11:57 駒ヶ岳山頂へ。




大沼はこんな感じ。少し雲が出てきちゃったかなあ。




記念自撮り。うすうす気がついていましたが、インカメラの画質悪すぎない!?色が全然違う…。




駒ヶ岳山頂には風で削られた小さな壁がありました。自然の力はすごい。




山頂を通り過ぎたのでぼちぼち下り始めます。




がっつり降ったからしょうがないけど、膝までズボッと埋まります。やべえ。




駒ヶ岳登山口への分岐。




の前に!尻と足踏みで穴を掘って休憩スペースを作って一息つきましょう。





良い景色を見ながら温かいしいたけ茶で一息つきます。
ちなみに私としいたけ茶の出会いは2019年11月までさかのぼるのですが、赤城山こそが私としいたけ茶の出会いの地なのです。過去の記事では特に触れていなかったんですが、この時お昼休憩をした茶屋でしいたけ茶を出してくれて美味しさに目覚めたのです。




しいたけ茶を飲みながら羊羹を食べる至福の時。




さて、一息ついたところで下っていきます。
この前の反省を生かしてレバーロックタイプのポールを用意したので、ちゃちゃっとポールを畳んで手すりを持って下っていきます。




今回は階段が全て雪で埋まっていて、しかもトレースは手すりとはかなり離れたところにありました。急坂は急坂だったのでまたしても尻で滑って下りていきます。
ちなみにこれは完全に勢いを失ってしまって座っているだけになってしまった時の写真(笑)




大分緩やかになって滑らなくなってしまったので、ここからは歩いていきます。
この辺りは多分12月には岩がむき出しになっていてアイゼンでは歩きにくかったのでチェーンスパイクに履き替えた地点だと思うんですが、今回は完全雪の中に埋まっています(時々爪で岩を踏んでガリッてなってたけど)




ちなみにこの木の階段は下に下りようとしたらアイゼンの爪が木にひっかかり、おまけに足が絶妙に短くて地面につかなくて焦った場所…。雪で足元が見えないから、飛び降りて思ったより深く沈んだら怖いからね、おそるおそる足を下ろしたら微妙に届かないし、軸足はアイゼンが引っかかって動かないし焦りましたわよ。




てくてく歩いていくと駒ヶ岳駐車場が見えました。もうすぐ楽しかった時間も終わりか~。




13:04 駒ヶ岳登山口に無事下山。
ちなみにこの場所も一か月半前とは積雪量が全然違います。登山口っていう文字が完全に埋もれてるしね…。




12月下旬と今回の写真、同じ場所で撮ったやつ2種類を是非見比べてほしい。




そんなこんなで楽しい1日となりました。

家に帰ったらなぜか400kmブルベ並に疲労が強くて、手首がスマホの重さに耐えられないし、体を動かすのがかなりしんどいくらい疲れていたので21時には寝ました。

12日は仕事という名の身体疲労の回復を行ったので、13日はまさかの天気好転に期待してどこかへ出かけたいと思います。



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YAMAPのログ飛びが激しすぎて話にならなかったので、マップは12月末のログ使い回しです。

タイムだけ実際にかかった時間に書き換えました。

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