自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

2019年山の日 群馬ライド・その2

その1の続き。



草津温泉から野反湖を目指します。
最近TLに野反湖の写真がたくさん上がっていて、綺麗だったので行ってみたくなりました。


って、あれ?さっそく下り?さっきすごい苦労して登って来たのに?この後また野反湖まで登らなきゃいけないのに?まじかよ。




緩やかですが、着々と標高を下げていきます…。
こんなことなら西側の292号じゃなくて東側の292号で上がってくれば良かった!無駄に激坂のぼらされた気がする!これだからルートだけ引いてコースプロフィールを確認しないのはダメなんですよ。今回はあまりにノープランすぎた。




300~400mほど下ったところで、国道405号へ。
野反湖まで15kmか。事前にストラバのセグメントで、野反湖までの登坂が10km6.9%というのだけは見ておいたんですよね。+5kmか…マジか…。




最初の雰囲気は路面の綺麗な不動峠というような印象。
日中ずっと直射日光を浴びながらのぼってばっかりだったので、木陰が多いだけで涼しいような気がします(涼しいとは言ってない)




夏空たまりません。でももうちょっと空が青いと最高だったかな。




標高800mくらいで気温は30℃、誰だよ涼しげとか言ったやつ暑いよ!




白砂ダム。ダム湖がエメラルドグリーンで綺麗。ちょっと赤っぽいところはなんだろう?鉄で錆びてるのかな?




橋の反対側。あー綺麗だなあー!




住宅がなくなってくると斜度が上がります。
普通にしんどい。時々平坦のような下りのようなところが出てくるから、平均勾配6.9%になるには必然的にきついところが出てきます。




1kmごとに「野反湖まであと〇km」と表示があるんですが、残り8kmくらいからとにかくしんどい。なんかずっと10%前後くらいあるような感じ。なにこれ?天空のポピーの坂かな?
人がいないのを良いことに、ふらっふらになりながら「腰痛いよーーー!死ぬーーー!」と声を上げながら登っていたら、ちょうど上から降りてきた自転車のお兄さんに「がんば!」と声を掛けられました。やさしい……でも腰痛すぎて無理……。7%以上の坂が延々と続くと腰が持ちません。脚ももちませんが。


汗もだらだらなので、涼しげな場所(涼しいとは言ってない)で自転車から降りて一休み。しっかり水分補給して、ストレッチで腰の痛みをごまかします。




気合を入れ直して残りの数km頑張って登ります。
残り2kmくらいになったら少しだけ斜度が緩んだので、よっしゃこれならいける!と思ったんですが、またすぐしっかりとした坂になりました。
くそくそくそ!どこだって大体最後の1~2kmは緩いじゃないか!見習ってくれ!


そしてようやく登頂。ここが天空の湖、野反湖か!




登っている間に大分曇ってきてしまいました。そりゃそうだ、2時間くらいかけてのぼってるんだもんな!午後になると群馬の山は曇ってきちゃうの知ってるんだから!
青々とした空はなく、むしろどっちかというと若干霞んでますが、それでもこの眺め。最高です。頑張ってきた甲斐があった。




パノラマ撮影もしてみる。ああ~良いですねえ~。




14時半もまわり、ようやく昼食にありつけます。
いや、ほんと草津かどこかで食べておくべきだったよ。水分摂取しまくってるわりにはお腹ぺこぺこすぎてしんどかった~!




15時をまわると登ってくる車も大分少ないですね。
この後は拠点の妙義に戻るだけですが、ここがやっと折り返し地点の90km。駐車場まではあと90km、1500m登らないといけないのです。まじか。もう15時なんですけど。


2時間かけて登った道を、だーーーっと30分で下ります。悲しみ。
行きに「帰りに写真を撮ろう!」と思った川もこんな感じに。そりゃ2時間経てば天気や太陽の方向も変わってくるさ…。




道の駅六合でスタンプ回収ついでに花豆ジェラートをいただきます。
下界(といっても標高700mくらいあるけど)は暑すぎてすぐ溶けちゃうので急いで食べよう~。




ここでちょっと地図を見直します。
本来は引いたコース通りに走りたいところなんですが、もう16時にもなるし、妙義に戻るにはまた一山二山越えて帰らないといけないんですよね。でも時間も遅くなってしまうし、ちょっとなるべく楽なコースにしたいかも。


長野原まで下ったら、国道406号須賀尾峠を経由する予定でしたが、急遽中央アルプスの逆回りで、そんなに登らずに406号と合流する県道58号を通ることにしました。




そして国道406号のもともと引いていたルートに合流します。




夏の雲たまらんですねえ。
それにしても大分日が傾いてきた。もう17時半なんだから当たり前か。ここのところ、日が短くなってきたのを感じます。




406号のてっぺんちょい手前にトイレがあったので立ち寄りました。
ここ結構新しめなのかな?トイレがすごく綺麗でした。しかもオートライト。すごい。
小腹も空いてきたので、持っていた賞味期限8か月切れのジェルを2つ摂取しました。2018年12月って書いてある。お腹大丈夫かな…。




ここからはしばらく下り。
そして道の駅くらぶちの里までは行かずに、県道33号から松井田方面を目指します。
なんというか、妙義じゃなくて倉渕を拠点にして、二度上峠経由で今回のコースを走れば良かったよね。そしたら距離的には満足できないかもしれないけど、もっと早く帰ってこられたはず。




疲れた脚でも回ってくれるくらいの緩やかな坂でまずは倉渕水沼公園まで上がります。
下り坂が見えたので「あと15km下りか!やった!」と思ったのもつかの間、それなりに下った後にまた登らされました。緩いから許せたけど7%以上あったらもう二度と通ることはなかっただろうな!




ただでさえ木が生い茂っているから暗いのに、日も落ちて登りきるころには真っ暗になってしまいました。
車もまったく来ないし街灯もなし。真っ暗の中、シカと並走したり、タヌキ?の飛び出しを数回食らうなどスリリングなダウンヒルとなりました。熊鈴付けていこうと思ってたのに忘れちゃったから、時々ベルを鳴らしながらゆっくり安全運転で下りました。




国道18号から道の駅みょうぎまで、最後の最後に地味にのぼるのがしんどかったんですが、今回は新たな道も開拓できたし、群馬の名だたる観光スポットにも訪れることが出来たので良い一日となりました。




到着は19時40分頃。
コースを短縮して峠一つなくしたので、予定の4000mはいきませんでしたが、170kmちょっと走ってこれだけ登って13時間半は貧脚マンのわりには結構頑張った方だと思います。




お盆休みないので次の休日は普通に来週の日曜日なんですが、気温高そうなのでどこへ避難しに行くか迷い中です。



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