自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

中禅寺湖一周【ハイキング】

11/23は奥日光のハイキングに行ってきました。
11/22の粕尾峠から帰宅後、脚の疲れが酷かったので、ならば別の筋肉を使うか…という考えに至ってのハイキングです。ちょうど奥日光でのライトアップ企画最終日だったので行ってみたかったというのもあります。自転車だと暗くなるまで奥日光にいるってことがあんまりないからね…。


とりあえず翌日の準備を済ませて就寝……が、休日前ワクワク症候群に罹患しているのですぐに目が覚めてしまったので、予定よりも早めに出発しました。
いろは坂を上がっている最中に日の出。黒髪平から拝みたかったところですが、あの狭いスペースに結構車が停まっていたため、明智平まで上がることに。
レストハウス裏の展望スペースからの朝日、たまりません。美しい。




朝日で赤く染まる男体山も綺麗だね。ちょっぴり見える第一いろは坂のつづら折りもよく見えます。




朝早く立木駐車場にも空きがあったため、今回は歌ヶ浜ではなく立木を拠点とします。
出発前に仕込んでおいた朝食のやきとり丼を食べながら、今回のルートを見直します。
中禅寺湖一周24km、「山と高原地図」によると休憩込み7時間は覚悟しておいた方が良さそうです。自転車乗りは確かに何かと一周するのが好きかもしれない……でも、ただ一周するんじゃつまらない。せっかく奥日光に来たんだもの、いつか行きたいと思っていた半月山展望台にも行くしかないじゃないか!(この少し前に展望台からの写真を見てしまったからというのもあります)
そうなると、八丁出島手前のゲートから阿世潟まで25分のところ、ゲート~半月山往復~阿世潟で3時間ちょっとかかる見込みとなります。ええ、八丁出島~半月山の単純な往復なんてしませんよ。中禅寺山の方からまわります。10時間コース確定です。
なお、ハイキング初心者なので後半にきついところは持っていきません。南側はトイレなし、補給箇所なし、エスケープ不可なので、時計回りに回ります。そうすると北側まで来た時に限界だったらバスでエスケープ出来るし、ちらほら補給箇所もあります。




そんなわけで6時52分、中禅寺湖一周(+α)チャレンジスタートです。
10時間となれば、17時スタートのライトアップもちょうど良いタイミングで見ることが出来ます。
ちなみに食料としては、おにぎり2個、おやつワッフル1個、山塩ようかん1本、ゼリードリンク2本、500mlペットボトル2本を持っていきました。




歌ヶ浜まではのんびり歩道を歩きます。
中禅寺も今年はライトアップされる予定でしたが、立木から中禅寺まで結構距離あるから、脚が疲れてへろへろの状態で見に行く気力があるかどうか分かりません…。




歌ヶ浜からは一般道を外れて中禅寺湖州遊歩道を進みます。
中禅寺湖スカイラインの入口で右側にある一般車両立ち入り禁止の道です。




普段は中禅寺湖スカイラインから山の上にのぼってしまうので、山のふもとに何があるとか考えたことなかったなあ…。
イタリア大使館別荘記念公園のところにもボート乗り場がありました。




そして何のための施設なのか分からないけど小屋もいくつか。
ここを歩かなければ、存在も知らないままだったかもしれないな~。




だんだんと景色が山々しくなってきました。




7時35分、八丁出島手前のゲートに到着です。
ここからまっすぐ千手ヶ浜に向かうのではなく、木の階段をのぼって半月峠を目指していきます。ここからはしっかり登山パートです。




誰もいない静かな山の中を進んでいきます。
気温は5℃と低めですが、のぼりで体が温まって汗も出てきます。




淡々とのぼっていると、遠くから高い鈴の音が聞こえてきました。周りをよく見てみると、前の方に人がいます。写真左上の水色の人がそうです。
紅葉シーズンが終わったとはいえ、連休なのに誰もいないことがちょっと寂しかったので、他の人を見かけて安心しました。




前を歩いていた夫婦に挨拶をして道を譲ってもらい、先へ進んでいきます。
来た道を振り返って見ると、木々の間からわずかに八丁出島が見えました。




半月峠までの距離看板がないので、時計を見ながら「あとどのくらいかな」と考えながら歩いていると、前方でガサガサと音が聞こえます。
リーンリーンは人間だけど、ガサガサは動物なので身構えてしまいます。何かなと思って見てみると鹿………しかも道塞いでる……こっち見てる……。
近付いてもこっちを見たまま固まっていて全然逃げてくれないので、つい話しかけてしまいました。
「こんにちは~。あの~ちょっとどいてくれませんか…?」




当然言葉が通じるわけもなく、動く気配がないのでどうしたものかと思ったんですが、クマ鈴をちょっと激しく鳴らしてみたら山の方へ駆け上がって行ってくれました。
よかった、鹿がこっちに向かって襲い掛かってくるタイプの動物じゃなくて。


油断しているとまたガサガサ聞こえます。
今度はどこにいるのかときょろきょろしてみると、谷側からこっちを見ていました。しかも2匹。怖。こっちみんな。




その後も何匹か鹿と遭遇しながらも、特にトラブルなく進んでいきます。
するとだんだん終わりが見えてきました。




8時16分、半月峠に到着です。スタートからここまで1時間半ちょっと。
半月峠自体はあまり見晴らしの良い場所ではありませんでしたが、足尾側は結構よく見えるかな。




半月峠から半月山展望台を目指します。
少し登っただけで足尾側のこの景色。ヤバイ。この時期は山の凹凸も良く見えるし、何よりも空が綺麗すぎる。天気の神様に愛されすぎている。




中禅寺湖側はこんな感じ。湖の深い青がとても綺麗です。
これは展望台からの眺めは期待特大ですね。




結構な急斜面をのぼっていると、前方からオシャレなコートを着てオシャレな靴を履いたお兄さんが下りてきました。
ちょっと話をしてみると、半月山駐車場から何かあるのかなと思って来てみたそうです。そして、「関西から初めて日光に来たから楽しみにしてたんだけど、紅葉ってもう終わっちゃったんですか(T_T)」と……。お兄さんかわいい、ぜひまた来年以降リベンジしてね。




急坂を登り終え、後ろを振り返って見るとこの景色。綺麗すぎるよ~!
左の方に半月山駐車場も見えます。すごい。自転車だとあそこまでしか行けないのに、今こんなに高いところにいる!わーい!




そしてお待ちかねの半月山展望台。
この景色……最高すぎない……?よくガイドブックで見るのと同じですが、空の青と湖の青が美しすぎます。女峰山は少し雲がかかっちゃってるかな?




せっかくなので超広角モードでも撮影。
あ~~~~~これこれ、これだよ~~~~!!
今から歩く中禅寺湖の広さを思い知らされます。なんかもう満足したからそのまま引き返してもいいかも。でもまだ朝だしなあ。自転車持ってくれば良かったかなあ。




南側も。あ~~~これたまんね~~~~~。
ここでおやつを食べたい気分でしたが、他にもう1組いたし、まだ空腹感もなかったので写真だけ撮って思う存分空気を吸い込んで満足しておくことにします。




さて、地図を見てみると、ここはまだ半月山の山頂ではありません。
でもどうやら近くに山頂があるようだったので、せっかくだし山頂を目指してみることにしました。
道中特に歩きにくい場所もなく山頂へ。三角点ターッチ。




ここが山頂。景色は全くと言っていいほど開けていません。




半月峠までは来た道の往復ですが、何度見てもこの景色良い。同じような写真何枚も撮っちゃう。




急な斜面を登ってきたということは、急な斜面を下りなくてはなりません。
山の登りも脚が疲れますが、下りこそ足の裏への負担が多いので苦手です。自転車で山を下るのは一切脚を動かさなくてもいいのに…。




9時12分、半月峠まで戻ってきました。
ここからは来た道を戻って湖岸に出るのではなく、中禅寺山を経由して阿世潟へ向かいます。いきなり登りです。写真が歪んでいるように見えますが、歪んでいません。斜面です。




ヒィヒィ言いながら登っていましたが、半月峠からの距離はそんなに長くありません。気が付いたら下りになっていました。なだらかで岩場になっていないところは歩きやすくていいねえ…。




男体山と中禅寺湖がひっそり見えます。中禅寺湖の色が綺麗すぎる。
この場所からこうやって見えるのも、この時期ならではなのかな。多分春~秋までは木の葉で見えないよね。




正面に見えるのは社山かな?中禅寺山より200mくらい高いみたいです。あっちの方もいつか行ってみたいねえ。




景色~~~!やばい~~~!(語彙力ゼロ)




ゼリードリンクを飲みながら歩いていましたが、小腹が空いてきたので、座れそうな岩があってそこそこ景色が開けたこの場所でおにぎりをひとつ食べることにしました。
それにしても、景色は良いしごはんも美味しいんだけど、風が強すぎるんだよな~。




おにぎりを食べ終えて阿世潟峠を目指していると、久々に人に会いました。
この時間にここで会うということは……どういうことだってばよ??
9時55分、阿世潟峠到着。ここから湖岸まで下り、あとは中禅寺湖沿いをぐるりと歩くだけ。中禅寺湖州遊歩道、きっと歩きやすい道に違いない。




阿世潟峠から阿世潟までは階段で下りていくような感じでした。
赤城山に行った時もそうだったんですが、山の下りって変に足の裏に体重をかけてしまうので、親指の付け根のあたりにいつも水ぶくれが出来てしまいます。今回も登山パートを最初に盛り込んだせいで出来てしまったらしく、この辺りから足の痛みを感じ始めました。
あと10kmは歩かないとエスケープ出来ませんが、あとは遊歩道だから歩きやすい道のはず。きっとそう。




よーし、中禅寺湖が見えてきたぞー!




10時7分、千手ヶ浜まで10km弱…自らオプションを追加したので仕方がないですが、遠い…遠いなあ…。




せっかく湖岸まで来たので、浜の方まで下りてみました。
砂の上は良い感じに足の裏が除圧されるのを感じて、痛みをほとんど感じませんでした。可能であればずっと砂の上を歩いて千手ヶ浜まで行きたかった…。
ちなみに湖の水は透き通っていてとても綺麗でした。




残念ながらずっと砂の上を歩いて行けるわけもなく、中禅寺湖周遊歩道を行きます。
まあね、遊歩道っていうくらいだからね。こういう歩きやすい橋くらいあるよね。




遊…歩道……?
(落ち葉が多すぎてステルス岩に足元取られたりしまくりました。足の裏いってえ!)




さらば半月山。




それにしても、全然想像していた遊歩道と違います。
えっ?なにこれ?普通に山道じゃない?




時々距離が書かれた目印がありますが、全然距離が減りません。多分ここから3時間くらいはかかるんじゃないの…?無事に生きて帰ることはできるのか!?




その後もひたすら遊歩道(?)を歩いていきます。
木の根っこも落ち葉で隠れているもんだから、たまに足を引っかけてつまづくことも。さすがに転ぶほどどんくさくはないよ!




落ち葉で踏みあとも隠れているし、時々目印も見当たらなかったりするため、注意深く周りを見ながら進みます。




時々見下ろす中禅寺湖の水面が本当に綺麗なんだよなあ。
特にこういう緑の木がある場所なんかは余計に深い青緑に見えて感動します。




てくてく歩いていると、落ち葉で隠された天然の落とし穴。
土が見えているところはうっかり踏み抜いてしまった跡です。膝まで埋まったからちょ~焦った~!ふちの木の枝や岩で下腿を思いっきり擦ったので、今でも痣だらけです。ぐぬぬ。




某伝説の勇者がオカリナを吹いてるゲームに出てきそうな切り株。
サリアとかスタルキッドとか、こういう切り株好きそう。
ここで2個目のおにぎりを投入します。うんめえ~~~!




11時53分、ちょうど真ん中くらいまで来ました。
阿世潟からここまで1時間50分程度かかったということは、ここから千手ヶ浜からさらに2時間弱かかるということです。14時前かあ……。




12時20分、白岩。
男体山が良く見えます。木の枝で隠れていますが、その横にあるのが日光白根山みたいです。




あの辺……なんか雪降ってそうじゃない?




さっきまでの木の根がたくさんあるような山道ではなく、岩場のような場所も意外とありました。
そして橋が壊れているところも。こういうところは下に下りて先に進みますが、うかつに落ち葉に足を踏み入れると、思ったよりも深くて痛い目にあることは身をもって学習しまくったので慎重に進みます。トレッキングポール、あった方がいいのかなあ…。




さて、大分距離が縮まってきました。あとちょっと!頑張るぞ!
(※千手ヶ浜は折り返し地点であってゴールではありません)




千手ヶ浜が見えてきました。
写真では分かりづらいですが、桟橋が見えます。




千手ヶ浜まであと1.1km。ここまで来たらあっという間……と思ってしまうのは自転車脳なのかも。徒歩の1kmは案外時間がかかります。山道ならなおさら。




中禅寺湖の南側へ出ると、あとは非常に歩きやすい道に。そうそう、私が想像してた遊歩道ってこんな感じなのよ。あとは北側にある国道沿いの木道みたいなやつ。




男体山!きれー!
いつも自転車で行く場所よりは南側です。




千手堂。こんなのあったの知ってた?私は全然知りませんでした。
千手ヶ浜って、千手観音が降り立ったから千手ヶ浜って言うんだって。




中禅寺湖に流れ入ってくる沢の水が綺麗です。




すごい。この水が中禅寺湖の水になる感じ。すごい。




不動堂。こんなのあったの知ってた?私は全然知りませんでした!




この感じよ。中禅寺湖~!美しい~!




千手ヶ浜に吊り橋があったの知ってた!?私は全然知りませんでした!!
しかもめちゃくちゃ揺れる。こわい。(低いけど)




知ってる名前が湯川しかないけど、さっき写真を撮ったところはなんていうんだろう。
湯川は湯ノ湖~龍頭の滝~中禅寺湖に行くって知ってるよ!ちなみに国道から小田代ヶ原の方へ行く途中にある一番最初の小さい橋の下を流れているのも湯川だよ!
中禅寺湖~華厳の滝の間を大尻川っていうのも初めて知りました。




もうちょっとで自転車乗りのおなじみスポット。
天気が良いだけあって、写真を撮りに来ている人もいました。そういえば、もうこの時期って無公害バスの運転って終わってるんじゃなかったっけ?歩いて来たのかな?




13時43分。さて、いつもの場所でおやつワッフルを頂きます。
うーん、いっぱい歩いて疲れたから、ワッフルの甘さが身に沁みますな~。




そして歌ヶ浜以来、約7時間ぶりのトイレスポットです。人権は守られた。
おやつとトイレを済ませて、あとは難易度低めの北側を辿って拠点へ戻るだけ。
さらば千手ヶ浜、絶対また来るからね。




やはり南側と違ってとても歩きやすい。そうそう、こういう遊歩道を期待していたんだよ!
(と油断していたら、落ち葉で隠れたステルス木の枝でずっこけそうになりました)




歩きやすいのはとてもありがたいことで、南側を歩いていた時にずっと感じていた親指側の痛みはあまり感じなくなっていました。時々現れる斜面では痛かったけど。
そして、長時間歩いていることにより、足の小指がシューズにぶつかって痛みを感じ始めました。足すごい幅広なんだよね。窮屈な感じはないけど、長時間だとやっぱり浮腫んできたりするのかな。




14時1分、熊窪。
菖蒲ヶ浜までは3kmちょっとですが、南側とは足元が違うのでかなり歩きやすいです。ただ、大分疲れが出てきたので歩行スピードは上がりません。




もう何回言ったのか分からないけど、中禅寺湖綺麗だなあ。
中禅寺湖って、なんか海って言いたくなっちゃうんだよね。海無し県民だからかなあ。




14時33分、赤岩。ちょっとした展望台があり、見晴らしが良いです。
写真では拡大しないと分かりにくいですが、中禅寺湖スカイラインのガードレールが見えました。




ちょっと狭めの道。
この辺でまた久しぶりに鈴の音が聞こえてきました。前方に大荷物の夫婦。……と思ったら、お母さんの方が背負っていたのは荷物ではなく子どもでした。いや~お疲れ様です。




木々の間から桟橋が見えます。多分あそこが菖蒲ヶ浜かな?




菖蒲ヶ浜で山の中を歩くのはおしまいです。
この先は国道沿いを多少アップダウンしながら歩いていく感じになります。




龍頭の滝臨時駐車場の方を通って龍頭の滝へ向かいます。
もう紅葉は終わってるだろうけど、龍頭の滝見たかったんだよね。



15時6分、龍頭の滝。
わーすごい水量!紅葉はもう皆無です。まあ標高的にも時期的にも仕方がないかな。




龍頭の滝茶屋で軽食でも食べようか迷ったんですが、あと1時間ちょっと歩けば奥日光の中心地に着く見込みだったので、滝だけ見てその場から離れます。
ここから遊歩道の入口までが良く分からなかったので、国道沿いの歩道をてくてく。




菖蒲ヶ浜のボート乗り場で遊歩道に続く道を見つけたので、ここで一般道を離れます。




15時31分、中禅寺湖ボートハウス。
ここはトイレが綺麗なので、自転車の時でもよくトイレを貸してもらっています。床が木製なので、SPDシューズの人とかは気を付けた方が良いかも。過去に「床に傷つけないでね」と言われたことがあります。SPD-SLだから樹脂だったけど。
ここ、前はサイクルラックがなかったのに、入口付近に設置されていました。ありがたいことです。トイレ以外の利用をしたことはなかったんだけど、中の自販機にちょっとした補給食なんかも売っていました。たまに見かける大塚製薬の自販機だったかな。本当ありがたいよね。




ボートハウスのテラスから中禅寺湖を眺めます。
湖の向こう側をずっと歩いて来たなんて感慨深いなあ…。




さて、大分日が傾いてきました。西の方は雲も出てきています。
今もう17時っていったら普通に暗いもんね。冬だよね。




中禅寺湖スカイラインのガードレールが見えます。いつもあそこを自転車で走ってるんだなあ…。
中禅寺湖スカイラインで見晴らしの良い場所といえば、10%区間のヘアピンカーブ箇所の手前らへんだったと思うので、多分ここから見えるガードレールはそのあたりなんでしょう。




大崎バス停のあたりで一度湖岸を離れて、国道沿いの木道に出ました。




そして再び湖沿いへ。
日が傾いてきたせいで大分寒くなってきたので、薄手のグローブから冬用のグローブへ。上着もウィンドブレーカーからダウンへ着替えます。ユニクロのポケッタブルダウン、コンパクトだから自転車の時もサドルバッグに入れて持ち歩きやすくて重宝しています。冬に奥日光からダウンヒルしたり、標高が低い山でも日没後に下る時にはどうしても寒くなってくるからね。安全のためなら重量が増えることは厭わないタイプなのです。(過去に夜間の氷点下ダウンヒルで凍えかけたことがあるので)




16時35分、中禅寺湖大鳥居。
ここから立木駐車場まで少し歩けば無事に今回の中禅寺湖一周(+α)チャレンジは予定通りの約10時間で達成となりますが、17時から華厳の滝のライトアップが始まるので、車には戻らずにまっすぐ華厳の滝へ向かうことにしました。




時間になるのを待つついでに、小腹が空いたのでゆば豚まん~。
私の中で奥日光で食べるゆばメニューといえばこれ。三本松でもよく食べてます。
五平餅も食べたかったんだけど、残念ながら売り切れでした。




食べてゆっくりしたところで、ぼちぼち17時が近づいてきたので滝の前へ。
良い場所を確保したのですが、あとから来たオバチャンにぐいぐい追いやられました。コノヤロウ。




短いですが、ライトアップの瞬間も動画に収められました。
ちなみに動画に入ってる声は私の声ではなく、隣にいた割り込みオバチャンの声です。




別角度からも。別にイルミネーションではなく、本当にライトアップしているだけなんですが、暗闇の中から浮かび上がる滝は幻想的な雰囲気があります。冬枯れの木が余計にそういう雰囲気を醸し出してるのかも。




ライトアップ期間中に特別に夜間オープンしていた日光自然博物館にも少しお邪魔してみます。
ここで売っている三猿のクマ鈴のデザインが可愛くて、高い音が出る鈴だったら欲しかったんですが、感染対策で商品に触ってはいけないので確かめられませんでした。まあクマ鈴持ってないわけじゃないし、しばらくは見送りかな。


博物館の中にあるハイキングマップ。やっぱり何か所か難路って書いてあるじゃん!おかしいと思ったよ!!




湖畔園地の方もライトアップ。いや、これどうなんだろう?いつもライトアップされてるのかな?普段の夜の奥日光を知らないので何とも言えません。でも冬のイルミネーションっぽいライトアップのされ方だったなあ。
スマホカメラだと明るく見えるけど、山の向こうはもっと真っ暗でした。




最後に大鳥居で〆。こちらもライトアップ。綺麗だあ~。




そして予想通り、中禅寺まで歩いていく元気はなかったので、また機会があれば来年以降に見に行けたらいいなあと思いました。
帰りは車で約3時間。21時前には帰宅することが出来ました。疲れすぎて熟睡して、翌日筋肉痛で仕事が本当に辛かったです。


何はともあれ、中禅寺湖一周チャレンジコンプリート!
足の裏はもちろんのこと、後半は脚が痛みでガクガクだったのでもうちょっと慣れさせねばなりませんな~。頑張ろう!



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