自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

【旅ログ12-1】奥日光雪遊び旅1日目・秘境庵滝【ハイキング】

1/9~1/10で奥日光へ泊まりで雪遊びしに行ってきました。
ちょうど去年のこの連休の時にスノーシューのレンタルでもしたいなと思って宿泊予約をしていたんですが、緊急事態宣言があってホテル休業のためキャンセルされ、そこから早一年。
最近もオミクロン株が流行り始めてどうなることやらと思っていましたが、無事に旅行に行くことが出来ました。
余談ですが、年末に3回目のワクチン接種をしまして、副反応で一日寝込みました。うちの職場は20~30代がメインですが、わりと副反応はまちまちな感じでした。



さて、1/9は6時頃に家を出発。
冬期に国道122号を走ったことがないので積雪なんかはどんなもんかなあと思って、ゆっくりめの出発です。神子内あたりから路肩の雪が目立ち始めたような感じでした。以前足尾のお菓子屋さんで「冬は鹿が雪解け水を飲みに来るよ」って話を聞いたから、足尾ってもっと雪が降る地域なんだと思ってたな~。
8時半すぎに三本松園地に到着。もたもたと準備をして、9時過ぎに出発。
今回の目的地は弓張峠のその向こうにあるという庵滝の氷瀑を見に行きます。
三本松園地ではスノーシューのレンタルも出来るようですが、前日までのレポでスノーシューがなくても大丈夫そうだったのでアイゼンとチェーンスパイクのみでいきます。




この雪だるま、顔だけやたらリアルな凹凸で怖かった~。




戦場ヶ原。
朝からじわじわと雲が出てくる予報だったけど、青空持ってくれるといいなあ。




今回も三脚持参で自撮りマン。
ハードシェル買いました。高すぎてなかなか手を出せなかったんですが、アウトレットで2万円安くなっていたので、好みの色ではないけど買いました。まあ目立つ色だし安心かな。




三本松から赤沼まで歩いて移動。




男体山!




赤沼の東屋の横から入って歩いていきます。
人気のエリアみたいなので人もたくさんいてトレースばっちり。これなら安心だあ。




橋は滑りそうでちょっと怖いのでゆっくり渡ります。




動物の足跡!




ささやかなシュカブラ。




鹿除けゲートをくぐってさらに奥へ。




今回のルートは、サイクリストならご存知の弓張峠から外山沢に沿って庵滝を目指していきます。




いったん車道に出て、弓張峠までは車道歩き。




小田代ヶ原のベンチに座って休憩がてらアイゼン装着。




見知った場所ですが、雪景色なだけでいつもとは違う感じ。
過去に冬に自転車でこの道に入ったことがあるんですが、路面凍結が酷くてビンディングシューズもツルツルで危なかったので引き返したことがあります。




弓張峠を過ぎてヘアピンカーブのところから車道を外れます。いざ!本格的なスノーハイク!




トレースを踏み外すとズボッと脚が埋まるなんて話も見かけたので、足元を見ながら慎重に進んでいきます。でも確かにこれはスノーシューいらないかも。




緩やかなのぼり。しんどい。冬靴とアイゼン合わせると、片足だけで1.3kgくらいあるのだ。デブだから普通に脚についてる肉が重い。




前日も晴天だったから樹氷は拝めなかったけど、それでも青空の下で歩くことが出来るのは気持ちいい。




雪で覆われているけど沢を渡ります。多分この穴は誰かが踏み抜いた跡かな?こわいこわい。




てくてく歩いていると、謎の雪玉。粘土で作った薔薇みたいな感じ。
後で調べてみると「雪まくり」という現象だそうで、いろいろ特定の条件が揃った時にのみ見られるものなんだそうです。やった~ツイてるね~。




この日は気温が高めだったので、少し暑くなってきました。と言っても気温は0℃くらい。
ネックゲイターがとにかく暑すぎるんだよなあ。




疲れてきたし一休みしようかなというタイミングで目の前に見えてきました!庵滝!




11:50 庵滝到着。
一番高いところから流れてるところは中が溶けており、氷の膜の中を水が流れているような感じで不思議な光景でした。




記念自撮り。




荷物を置いたら少し散策してみます。




裏側には大量の氷柱と滝壺。こりゃ足を滑らせたら大変だ~。




でっかい穴。




美しいブルーカーテン。
ヘルメットは持っていないので、裏側には入りませんでした。頭に刺さったら大変だしね。




少し離れた日向でお昼休憩にします。
カフェオレとパン。本当は温かいものが食べられれば良かったけど、寒いところで使えるバーナーはまだ持っていないのです。おにぎりとかは寒さで固くなっちゃったらおいしさ半減なので無難にパンにしました。




12:20 帰路につきます。




さすがにこれから登ってくる人は少ないので隙あらば自撮り。




青空最高すぎるな。




ちなみに坂道を下っていたらうっかり微妙にトレースを外れてしまってズボッと片足がハマり、下りの勢いのままにべしゃっと倒れるなどという恥ずかしいことをしてしまいました。前にも後ろにも人がいなくてよかった…。
ヘアピンカーブの車道まで戻ってきました。




ここから湯滝の方へ向かえばよかったんですが、「小田代ヶ原のベンチでアイゼンからチェーンスパイクに付け替えるぞ」ということしか考えていなかったので、来た道をそのまま戻るような感じになってしまいました。時間早いからもう少し歩きたかったなあ(とはいえ足汗かきすぎて湿った靴下のパイルで足裏がすり下ろされまくって痛かったのも事実…)




思ったより雲が控えめでした。この調子なら夜に星空を拝めるかな!?




アイゼンを片付けていると風花が。2020年もこの連休を利用して奥日光に来ていたんですが、その時もこんな感じでくっきりと形の分かるものが飛んできてたなあ…。
【旅ログ13-1】冬の奥日光 - 自転車日和




あとは三本松まで歩くだけ。チェーンスパイクだと足裏に雪の塊がついたりして少し歩きにくかったです。氷の上を歩くためのものであって、雪の上を歩くためのものじゃないんだなあ…。ストックで雪を落としながら歩きます。




これは湯川かな?




木の間に雪だるま。これ朝気付かなかったな~。この日のうちに作られたのかな?




赤沼まで戻ってきました。このまま車道を歩いて三本松へ向かいます。




大分雲が出てきたなあ…。




戦場ヶ原ストレートは路肩の雪が溶けてシャーベット状になっていました。




無事に帰ってこられたので朝と同じ場所で写真撮影。




この日の宿は湯元温泉なので、靴と靴下を履き替えたら湯元温泉へ移動。
凍結した湯ノ湖の美しいことよ…。
少し曇ってきたので、星空観賞はちょっと厳しいかもしれません。




暗くなってくると急激に冷えを感じたので、散策もそこそこにして本日のお宿へ。
こたつだ!やったー!もうこれ布団敷かなくていいのでは!?




温泉に入ってさっぱり体も暖まって部屋で一休み。
夕食はフロントまで取りに行ってお部屋で食べるシステムでした。夕食はステーキ丼。結構お腹いっぱいだ~。お肉柔らかくて美味しかったな~。




お腹を休めながら天気をチェックしていると、外の雲が晴れていそうだったので外へ出てみることにしました。
湯ノ湖!美しい!は~最高。




ビジターセンター前の駐車場からは星がたくさん見えました。
11月に来た時と比べると星空撮影のスキルが少し上がったぞ!




色味はこっちの方が好きだけど、スマホから見ると暗くなっちゃうのが残念。
ちなみにオリオン座しか分かりません(笑)




気が付けば1時間半くらい外で過ごしていました。
-5℃だったけど、風がほとんどなかったので重ね着バッチリで全然寒さを感じませんでした。
宿に戻ってからまた温泉に入りましたが他のお客さんはおらず、星を見ながら雪見露天風呂を貸し切り状態という贅沢をしてしまいした。
翌日はビジターセンターでスノーシューを借りて湯元を散策するか、ちょっと頑張って半月山を登ってみちゃうか……どうしようか迷います。



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