自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

お手軽浅間隠山【登山】

2/13は浅間隠山に行ってきました。
2/11の赤城山の翌日、両手首に痛みがあったものの、新調したレバーロック式のポールが重かったせいかなと理由を付けて納得。2/13には痛みは引いていましたが、念のため今までのスクリュー式の軽量ポールを持っていきました。


この日は午後から天気が崩れる予報だったため、午前中だけでさくっと行ってこれる浅間隠山をチョイス。
二度上峠は今までに4~5回訪れていますが、今まで自転車でしか行ったことがなかったので、まさか車で2時間半もかかるとは思いませんでした…。そういえば自転車で行く時はいつも午前中のうちに到着するように行くけど、出発が3時とか4時とかなんだったね…。


いつも通り倉渕の道の駅でひとやすみ。隣にはセブンがあります。
この先トイレもコンビニもないため、ここでしっかり準備を整える必要があります。ちなみにこの道の駅の食事コーナーで食べられるおにぎりのセットがとても美味しかった記憶があります。




7時半過ぎに浅間隠山登山者駐車場に到着。先に着いていたのは4台でした。少なくとも4組は先にいるってことかな!
登山口前を車で走っている時にちょうど入山しようとしていた人と、私が車を停めている時に準備完了して登山口に向かって行く人がいたので、それ以外に2組いるはず…。




7:52 浅間隠山登山口へ。
前日のレポで急登の部分までアイゼンなしで登ったというのを見かけたので、アイゼンつけると重いしと思ってなしで歩こうと思いましたが、普通に雪道を歩き慣れていないので安全策ってことでつけて歩くことにしました。




しょっぱなはこんな感じ。なんだかんだで緩いながらも坂道なので、アイゼン付けていた方が安心です。




はまゆう山荘~二度上峠のエリアではカモシカに会ったことがあるので、もしかしたら会えるかも!?と思ってカメラを抱えていきました。果たして会えるのだろうか…。
道中の木にはこんなふうに目印が描かれていました。




手作り感。




ほどなくして第二地点。この辺はまだ坂が緩やかなのでそんなに大変じゃない。




浅間隠山は登るのは初めてですが、恒例の秋の軽井沢ライドで通るのでカラマツの紅葉がすさまじすぎるのは知っています。この時期は葉こそ落ちていますが、木や枝からその片鱗を見ることができます。




まだまだなだらか。そういえば暑すぎて登山口で早々にアウタージャケットを脱ぎました。この日は距離も時間も短いはずなので、下もアルパインパンツではなくちょっと暖かいズボンです。




8:20 第三地点。




む!この鬼のキャラクターは鬼押出しのキャラクターでは!?かわいいよね。
2018年の嬬恋キャベツヒルクライムの前日に鬼押出し園に寄って見た覚えがあります。多分その前に行ったのは小学生の頃かな…?




第三地点からはかなり歩きやすい。(と思ったらこれ平坦じゃなくてじんわり下りだったんですよ!復路で微妙にのぼらされてつらい思いをしました)




この書体良い。




木々の間から浅間山。




これは何かの動物の足跡?
カモシカとの遭遇を期待しているのに、カモシカどころか鳥の一羽も見当たりませんでした(笑)




少し進むと、遠回りして緩やかにのぼる坂と、直登でガッツリ登る近道の選択肢がありました。まあ当然遠回りを選びます。それしかない。




ある程度登ってくると二つの道は合流して、北へまっすぐと急な坂を登っていきます。
ぐぅ~~~アキレス腱が~~~!
この辺りで2組下山してくる人たちとすれ違いました。そのうちの1組は私が登山口で見かけた人。え!?早くない!?……となると、この先にいるのは2組だけのはず。




またまた途中で浅間山。




ゆるやか~な雪道を歩いてるのが一番楽しいな!急な坂はデブにはつらい。




北へ向かう直登も終わり、ここからは緩やかに山頂へ向けて進路を北西へ変えていきます。




山頂間近でようやく動物に会えました。なんの鳥か分からんけど…鳴き声は別に美しくも何ともなかったです(笑) むしろちょっとうるさいくらいで、だからこそ見つけられたというか…。




山頂めいてきました。もうこの時点で周囲の景色が素晴らしい以外のなにものでもありませんがもうちょっと待ってね。
ちなみにここでちょうど私の前に登山口に向かって行った人とすれ違いました。ということは山頂には一組のはず。




9:28 浅間隠山山頂。
1時間半ほどでのぼれるお手軽な山でした。いつか登ってみたいなという夢も叶ってよかったです。浅間山に雲こそかかっていないものの、残念ながら青空?なにそれ?状態。




多分、左から苗場~武尊~日光連山とかそんな感じだったはず。




せっかくカメラを持ってきたので浅間山をアップでどどんっ!




これどこだっけ…多分新潟方面の写真だったはず…。




右の方にぴょこっと見える雪山が男体山(だったはず)




名前は知らないけどよく見かける植物。




AR山ナビ。ジャイロをオンにして横向きにしたら結構ズレててちょっと残念でした。あんまり山詳しくないから分かりやすい山しかわっかんねえ!




親切なやつ(でも山の名前が分かるとは言ってない)




山頂でゆっくりブランチタイムをしていたご夫婦と挨拶を交わして一頻り写真を撮った後は私も休憩。
今日の山ごはんはクラムチャウダーのスープリゾット。ちょうど少し前に職場の先生に頂いたのでこれを今回の山ごはんにします。




これはデザート。ちなみにこれは前日にたまたまスーパーで見かけて初めて買ってみたんですが、めっちゃ美味しかったです。もっちりしててとても良かった。また食べたい。




30分ほど滞在したところでグループが2組登ってきてにぎやかになってきたので下山開始。
ちょうど私が下り始める時に先着していたご夫婦も荷物をまとめていたからぼちぼち下り始める頃だったのかな?
急な坂は下りる時もちょっと大変。この時は2~3組とすれ違ったかな?そんなに時間のかからない山なので、10時くらいに登っても13時には下山できちゃうみたいだし、駐車場や天気の心配さえなければのんびりでも全然いいのかも。




途中で木の枝に帽子を引っかけて落としたり、下りだしと思って来ていたアウターが暑すぎて荷物をまとめたりして途中何度か足を止めましたが、順調に標高を下げていきます。
で、坂が緩くなった時に少し日が差して眩しさを感じてサングラスをかけようとしたらサングラスがない~~~!
急坂のあたりで人とすれ違った後にサングラスを外して帽子に引っかけてた記憶はあるので、落としたとしたらそこかアウターを脱いだところのはず。目星はついていたけど、急坂を登り返すのは嫌だったので、もしだれか見つけて避けといてくれた人がいれば次来る時に見つけられるかな…ダメだったら諦めるか…な気持ちでした。
安物だけど、何気に自転車を始めたばっかりで格好から始めようとした時に買ったやつだったから付き合いも長いし愛着はあったんだよなあ…(ちなみに自転車の時に使ったのは2回だけで、それ以降は車の運転でしか使ってないけどほぼ毎日のように使ってはいたので…)




途中微妙に登り坂な部分もあったけど、順調に下山してまもなく登山口。




たまに見かけるほわほわのやつ(名前は知らない)




もうちょっとで登山口だなというところで後ろから女性が一人下りてきて、「サングラス落としました?」と声を掛けてくれました。なんとその方の手には私のサングラスが…!
山頂で会ったご夫婦のうちの奥さんでした。上で会った時にこんなの持ってたな~と思って、拾って下りてきてくれていたようです。
お礼を言って、この女性の方が歩くペースも早かったので道を譲ろうとすると「連れが後ろにいるんで待ってるので大丈夫ですよ」と。普通グループで来てる人たちって一緒に行動するものだから、「もしかして追いかけてきてくださったんですか!?」と聞くと、「私の方が連れより下りるのが早いだけです、登るのは遅いんですけどね」という返答。
この相手を気遣わせないようにするスマートな返しもそうですが、山頂で会った時にすれ違った相手の装備を覚えてるところも、気配りというか心遣いというか、とても素敵な方だなと思いました。




11:02 浅間隠山登山口。
駐車場に戻って片づけをしていたらご夫婦が揃って戻ってきて、何かお礼がしたかったんですが持ち合わせもなかったので改めてお礼の言葉を伝えてお別れしました。こっちが出た時に手を振ってくれたのも嬉しかった~。
良い景色も見られて、人の暖かさにも触れることが出来た良い一日でした。
ちなみに疲れたので帰って5時間も寝てしまい、おまけに腱鞘炎は翌日めちゃくちゃに悪化してしまったのでした…。



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今回はスマートウォッチを使ってstravaでもログを取っていたんですが、なぜか距離が倍になっていました。ダメだこりゃ。

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