自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

【旅ログ11-7】北海道自転車旅7日目・思い出残る宗谷の岬

7/23、北海道旅行最終日。
最終日の朝はカニ丼から始まります。朝6時半からカニ丼が食べられるお店ありがてえ~!一緒に添えてある昆布も味付けがしっかりしていておいしかったです。カニ好きだし、カニは今回臨時休業の嵐で食べ逃してたから朝からカニづくし嬉しい~!




お腹いっぱいご飯を食べたら、今回の旅の終着点である日本最北端の宗谷岬を目指します。
朝も気持ちの良い追い風でぐんぐん進んでいきます。やっぱり海沿い走るのは気持ち良いなあ~。




この日も祝日なだけあって、朝からたくさんのバイクが走っていました。




海の深い青がとても綺麗。でも風が強すぎて水面がすごい波打ってる。




追い風効果もあって、稚内駅から30kmちょっとの距離を1時間ちょっとで走ることが出来ました。
日本最北端の地モニュメントの前では記念撮影の人がたくさんいましたが、ちょっと空いた隙を見計らって撮ってもらいました。普段自分からお願いして撮りに行くことはないんですが(お願いされた時にお返しで撮ってもらうことはあるけど)、せっかくもう人生で二度目があるかどうか分からない土地に自転車で来ることが出来たので記念ということで撮ってもらいました。
サドルバッグとフロントバッグは宿で宅配便手続きしたので最終日は身軽です。




サイクルラックに自転車をひっかけて、最北端到達証明をもらいにいきます。
自販機ですら日本最北端アピールしてくるのすごい。つよい。




レジが混んでいたので証明書は後回しにして、-120℃の流氷館にいざ潜入。




ぐわ~~~!汗が冷えてさみい~~~!けど本当に-120℃もあるのかな?




いろいろな動物の剥製がありましたが、このキツネの子どもがどう見ても場違いなぬいぐるみで笑いました。




流氷館を見ている間にレジが空いていたので、おみやげのバターキャンディと一緒に日本最北端到達証明を発行してもらいました。渋峠と同じように日付と時間が印字してあります。
入口には記念スタンプもあったので、スタンプ帳に押しておきました。
宗谷岬の巾着袋はブルベの時に小物を持ち運ぶのにでも使おうかと思います。




空は昨日ほど霞んではいませんでしたが、残念ながらサハリンは見えませんでした。まあ利尻島以上に距離も離れてるしね。冬の晴れた日とかならよく見えるのかなあ…。




さて、ここからは帰りの飛行機に乗るために稚内空港に向かっていきます。
宗谷岬から稚内空港までは20kmほどなので時間に余裕はありますが、羽田行きは一日一便しか出ていなくて、万が一逃したら終わりなので余裕を持っていくことにします。
行きが強風追い風だった分、帰りは向かい風だしね…。風強すぎて15km/hしか出なかったよ…平坦なのに…。しかも進行方向はめっちゃ曇ってます。宗谷岬の方は青空だったのにな!本当にラッキーだっただけなのかも。




強風で進まない自転車をインナーギアでだらだら漕いでいるとようやく稚内空港が見えてきました。




そのまま敷地内に自転車で入り、建物前にあるサイクルラックのところで輪行袋に詰めます。サイクルラックはあるけど、インフォメーションがどこにも載ってなかったし、多分エアポンプの貸し出しはしてないのかな?
それにしても地方の小さい空港初めて来たけど、本当に小さいね!




これ往路の時もそうだったんですが、Di2バッテリー使ってるとアウターローにするのめっちゃ大変じゃないですか?
アウターローだと後輪抜きにくいし、かと言って先にホイールを外しちゃうとシートポストの中のバッテリー抜くのめっちゃ大変だし。(シートポスト引き抜くからサイクルラック使えないし、自転車自体をひっくり返すことも出来ないし、かといってディレーラーで支えるわけにもいかないので…)


フライトまでは3時間くらいありますが、とりあえず自転車を輪行袋に詰めたら先に自転車を荷物預けカウンターに持っていって身軽な状態にしておきました。
ベンチでぼけーっと時間を潰している間に少しお腹も空いてきたので、空港のレストランでほたてラーメン。大ぶりなほたてが2個入っていました。ほたても苦手だったんだけど、北海道にくる一週間前に克服しておいたのさ!(好んで食べはしないけど、せっかくの北海道だしね)




お土産屋さんもぶらぶら見てたら、稚内限定のお土産があってのでつい買ってしまいました。新千歳空港でもいっぱい買ったのに~!


小さい空港でしたがダラダラ時間をつぶしていたら搭乗時間が近付いたので出発の準備。
そして小さい空港なので飛行機が動き出した時のお見送りは職員2人くらいでした(笑)
稚内から羽田までは1時間半でしたが、雲がすごくてあまり下界が見えなかったせいもあって眠ってしまい、気が付いたらもう茨城上空にいました。羽田空港に着陸する前に房総半島(多分富津とかあのあたり?)にすごい稲光が見えたりしてびっくりしました。




羽田空港ではANA職員のお姉さんがカートに自転車を乗せて運んできてくれました(方向転換した時に思いっきりディレーラーのところぶつけてたけど特に変速に問題はなく、曲がったりはしてなさそうで良かったです)
運んできた私の輪行袋を自分のものだと思い込んで横からかっさらおうとしていたおじさんにはびっくりしました。輪行袋の色が違う上に私のは肩紐にピンクの鍵をぐるぐる巻いて目印にしてたのに!愛車なら間違えるなよな~!


帰りの電車も混んでたらどうしようかと思いましたが、酷い混雑はなかったので自転車が邪魔になるような感じはなくて安心しました。乗ってる電車が線路内に入った人を轢きかけて急ブレーキしたのには焦ったけどな!



そんなこんなで天気や景色にも恵まれ、とても楽しい夢のような一週間でした。代替プランもあまりに充実しすぎていて、SR600をDNFしたことはみじんも後悔していません。
翌日出勤したら職場のコロナ病床が若者で満床になっていたりとか、翌週に感染者数がどどどっと増えてたりとかしたので、息抜きもしっかり出来たのでこれからしばらくは医療従事者として気持ちを切り替えていかなきゃなと思いました。
8/8~8/9は貴重な連休だったので、避暑地に泊まりで自転車と登山両方やろうかなと考えていたんですが、8/2から埼玉県にも緊急事態宣言が発出されるようなので解除されるまでは県内でおとなしく遊んでいようかと思います。



***


最終日はサイコンのデータ容量がいっぱいでログを保存できていませんでした…。
走行距離は55km程度、獲得標高は多分100m以下って感じです。

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