そうだ 日光、行こう・その2【やまつみ】
その1のつづき。
5日目。
4日目(標高1400m)を色々な角度から眺めて満足するところからスタート。
最初は楽しくて仕方がなくて、仕事がある日も帰ってから作業していたんですが、だんだん標高が高くなるにつれて完成するのが惜しくて、休日の午後にやまつみをするようになりました。
標高が高くなると、その分パーツがどんどん増えていきます。
1枚のシートにもたくさんのパーツがプリントされていて、しかも油断するとどのパーツをどこに重ねていけばいいのか分からなくなるような複雑なものもありました。
標高1600mまで到達。男体山も半分くらい姿を現してきてます。
左上にある青いのは切込湖・刈込湖。その手前には小さくて分かりづらいですが、蓼ノ湖までしっかりとあります!冬にしか行けない幻の湖なのに!
南側では中禅寺湖スカイラインが仕上がっております!半月山も完成まであと少し。
横から。うん…たまらない…たまらない…中禅寺湖とその周りにある山の感じ。くぼんだところに水があるというかなんというか。良い…本当に良い…。
ちなみにパーツの緑色は再生紙に印刷してあるので、作業していると手が緑色に染まってしまいます。
標高が上がるにつれて細かい作業も増えるから手汗もかくし、手汗をかくほど色落ちしてしまうのだ!
6日目。
もうすぐ完成してしまうのが惜しいのと(でも早く完成させたい)、緑が徐々に広がっていくさまがたまらないので、標高1700mで一枚記念撮影。
標高1800mまで来ました。
金精道路と山王林道(左の湖は湯ノ湖、右下は三本松)
男体山から市街地を見渡す。登山は専門外なので分からないんだけど、男体山に登ったら肉眼で市街地って見えるのかな?
ちなみに男体山ライブカメラを夜に見ると、南の方の夜景が綺麗に映っていることがあります。結構キラキラしてるから、足尾ではなく桐生市?なのかな?
7日目。
標高1900m。太郎山と女峰山・大真名子山が分かれました。
金精道路のピークも1843mなのでこの時点でもう道はつながっているのですが、残念ながらこのジオラマではピーク手前当たりのヘアピンカーブを過ぎたところまでしか道がありません。
標高2000m、全貌が明らかになってきた感があります。たまりません。興奮します。
8日目(最終日)
ピークは2460mなのでまだあと460mありますが(男体山、女峰山ともに山自体の標高は2480mちょっとあります)、パーツ数が少なくなってきたので、ここからは一気に完成させます。
というわけで標高2200m、それぞれの山がもう別個のものになってきました。
パーツ数も少ないので、1枚のシートにいろいろな標高のパーツが一緒にプリントされています。うっかりミスらないように気を付けながら積んでいきます。
ピンセットで作業しているとたまにあるのですが、パーツが細かすぎてつまんだ時にはじいてどこかに行ってしまったり、シール部分の剥離紙がうまく剥がせなくてダメになってしまったりします。
私も終盤に一つ弾き飛ばして失くしてしまったんですが、極小パーツに限っては予備が7種類×各4枚ずつついているので一安心です。でも正直どのパーツがどこにあたるものなのかを照らし合わせていくのがなかなか大変でした。
パーツ紛失のトラブルもありましたが、これが最後の1パーツ。女峰山のてっぺん部分です。
ハイ!完成!いや~~~!たまりません!この達成感!
時間をかけて少しずつ進めていったのもあるから、さながら自分のヒルクライムのスタイルのようです!鈍足だけど足を着かずに一漕ぎ一漕ぎ確実に!いやーのぼったのぼった!
一番標高が高い部分は合計100枚のパーツを積み重ねています。
別の角度から。ハア~たまりませんなあ~。ウンウン。
金精道路と山王林道(二回目)
霧降高原道路。六方沢橋の部分ってこんなに高低差あるんだね、知らなかった!
登り切った後は「休憩タイムだ~!」って下っていくからね。ちなみにこの六方沢橋の手前でホイール歪ませてるからね。苦い思い出だよ。
北側から。男体山の北東ってあんなにベコッとへこんでるんだね、知らなかった!
今まで何回も行ってる場所なのに、この完成したジオラマを見て新たな発見があるのが本当に楽しいです。
最後にニスを塗ったりアクリルケースに飾ったりしたかったんですが、今後ニスを使うことがなさそうなのに買うことに躊躇っていたり、専用のアクリルケース代で宿泊まれるくらいお値段したりで未だに手を出せていないので中途半端な状態といえば中途半端な状態なのですが、ひとまず完成です。
作って良し、完成して眺めて良しのやまつみ、すごくオススメです。自粛ムードが続く中、気分転換におうちで出来る山遊びはいかがでしょうか。



















