自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

ツールド御朱印2周目・栃木編

12/18は先日頓挫した栃木の御朱印集めに行ってきました。
前日は雨でしたが、この日は天気予報では最高気温が18℃とかなり暖かい予報。登りもあるので九分丈グローブで出発です。


雨はお昼ごろまででやんだはずなのに、家を出るとかなりの霧と、夜中に雨が降ったのかと思うような路面状況。
レインウェア着てくればよかったなあと思いつつ、こまめに眼鏡についた水滴を拭きながら進んでいきます。




ただでさえ苦手な栃木県道11号、平日の通勤時間帯に当たってしまいそうだったのでここを避けたルートを引いたんですが、なかなか良い道でした。ラッキー。次からはそっちのルートを使うことにします。


樅山あたりまで来て、右足のクリートがやたら外れることに気付きました。
あれ?と思ったら、クリートの前側が完全にすり減ってしまっていました。距離や歩く予定などに合わせてシューズを使い分けていたのですが、すっかりクリートの点検を怠っていました。
近くにクリートが手に入るような自転車屋さんはなさそうだし、せめて利き足は固定できるようにとサドルバッグを開けたら、工具を持ってくるのを忘れていました。確か前日だかその前の日だかにちょっと使いたくて取り出しちゃってたんでした…。
仕方がないので、何度も勢いで足を滑らせて股やくるぶしにダメージを与えながら進むことにします。




10時前くらいに今宮神社に到着。
一回目は平成三十年、二回目は令和元年でコンプリートしようとひそかに思っていたんですが、普通にさぼりすぎました。前回の御朱印ライドが9月だったなんて衝撃です。




お次は古峯神社を目指して古峰原街道を行きます。
でもその前にラストコンビニでおにぎり補給。遠くに行く時は意地でもコンビニ飯を食べたくないなって思ってるんですが今回は特別です。フォロワーさんに教えていただいたソフトクリームのお店に寄ろうと思ってるのでいいんです。今日は暖かいしちょうどいいなあ(フラグ)




大芦川沿いを気持ちよく進んでいきます。ここから古峯神社までの道は何か所も片側交互通行になっている箇所がありました。
いつ来ても大芦川の水は透き通っていて美しいなあ…。見てください、水面に空が映っているの素敵すぎません?これ湖とかじゃなくて川なんですよ…。




一の鳥居が見えてきました。登りは暑いから曇ってくれてちょっとラッキー。
ちなみに金剛山の近くで害獣狩りをしている人たちがいたんですが、そんなおじさんたちを見ながら登っていたら真横に血塗れのシカがこっちを見て倒れていてマジでびびりました。
思わず「うわぁ~!」と声が出てしまったので、おじさんたちにチラ見されました(笑) いや誰だってびびるでしょいきなり真っ赤なシカがこっちを見ていたら…。




よいしょよいしょしながらなんとか古峯神社に到着。
最後に登った時には「前回より減量したから楽に登れた」とブログに書いていましたが、今回は前より6kg増量しているのでさすがにちょっと辛かったです。2018年に1年かけて減らした分、今年1年でしっかりもとに戻ってるのさすがに草生えますよ……走行距離は1.3倍くらいに増えてるのに…。




ちょうどお昼時だったので、御朱印をもらうのに少し時間がかかりました。
なので時間つぶしがてら神社の中を散策。カップ麺が売ってる自販機とかがあるの初めて知りました。




前回と同じ、クセが強めの女性の方とお話しながら御朱印帳を受け取ります。
「一人で来たの?ボーイフレンドと一緒にじゃなくて?」と言われましたが安心と信頼のぼっちだよ!誰かと一緒に走りたい気持ちもなくはないですが、一人の気安さは最高なのです。貧脚過ぎて誰とも脚が合わないし…。


外に出ると青空が広がっていました。ヤッタネ!




さて、この前はなぜか足尾に恋焦がれていたのですが、思ったより時間が押して13時になってしまいました。
古峯神社より上の道はいつも12月に冬季通行止めになると聞いていたのですが、今回は林道から山の神まで通り抜けられないせいか、粕尾峠までの迂回路とされていました。
去年は古峯神社から上の道で地獄を見たのでもとよりそっちを通るつもりはないのですが、林道前日光線に通行止め区間があるのは知りませんでした。
当初の予定では山の神に抜けるつもりだったんですが、予定より遅れているので、県道246号で粟野へ抜けます。




上の方は林道感あふれる素敵な雰囲気。猿にも2匹遭いました。奴らと遭ったら目を合わさないようにしてベルを鳴らしまくります。猿ってほんと怖いよね…。




大分長い距離を下り、突き当ったらなんだか見覚えのある場所でした。
そう、去年の足尾300のコース上に出たのです。すごい久しぶりに通る道に感動!
その後、県道15号を外れて南へ南へ向かいます。
コースを引いていた時には1km弱のトンネルがあったので旧道を通ろうと思っていた大越路峠。トンネルの入り口まではそれなりに登るのですが、交通量もかなり少なく広めの歩道があったので、歩道をとろとろ走りました。




そして間髪入れて出てきたのが寺坂峠。
距離は2kmちょっとと短めですが、なかなか厳しめの坂で、直登、カーブ、直登と心を折りにきます。先が見えなくなると期待するだろ!ばか!




下りは濡れた路面に大量に散らばる葉っぱや木くず。先を急ぎたいところですが安全第一。下りですが15km/hくらいまで落として安全に下ります。




続いては佐野へ向かう県道202号。いいですか、県道なんですよ。羽鶴峠という名前はありますが、県道なんですよ。




一気に登ると人工的に削られた山が良く見えます。これはこれで綺麗な景色。




そして突如現れる12%!いいんだ、まだこの程度だったら写真撮りながら登れるから!とはいえ右足はクリートがはまらずペダルに乗せているだけなので、踏み込み過ぎないように気を付けます。




そしてカーブを二つ曲がって表れた標識と目の前の壁に絶望しました。
14%くらいまでの看板しか見たことがなかったから写真に撮りたかったっていうのもあるけど、路面がウェットであること、後ろから時々車が来ること、クリートがはまらないため踏み込んで登れずに足を滑らせて転ぶ未来が見えたので、素直にここで自転車から降りました。
距離は長くないから、しっかり足がはまって路面が乾いていたら挑戦したかなあ。まあここはまた今度。しかし鹿沼から佐野の最短ルートがこの道しかないのは酷すぎる…。栃木市まで行くとちょっと遠まわりすぎるよなあ…。




あまりの傾斜に腰痛を引き起こしながら、ずるずる滑る道をなんとか押し歩きます。下りの方がいくらか斜度は緩めだったかなあ…。


地元の方と思しきおじさんが頑張って自転車で坂を上がっているのを追い抜いて、古越路トンネルを抜けて田沼方面へ。それにしても佐野とかこの辺りって「なんとか越路」っていう峠が多いね。
さて、時間としては15時半くらいなので、ソフトクリームのお店にはなんとか間に合いそうなんですが、日が傾き始めて少し寒くなってきたのでどうしようかなあと立ち往生。地図とにらめっこしていると、さっきのおじさんが追いついてきてちょっと立ち話しました。
「どこに行ってきたの?」と「どこから来たの?」はお馴染みの質問なので割愛しますが、片道6時間くらいだったという話になり、「6時間かけて行って6時間かけて帰るのかい!?12時間も自転車に乗ってるの!?」という反応を頂きました。夜明け前から日没後まで自転車に乗るのが当たり前になりすぎて、こういう普通の反応をもらえてちょっと嬉しくなりました(笑)


おじさんとお別れし再び地図とにらめっこ。
どうやらそのまま南下すると道の駅どまんなかたぬまにたどり着けそうだったので、帰りも暗くなるし寒くなってくるし、足利のソフトクリームのお店は諦めてどまんなかたぬまのジェラートを食べに行こうと決めました。


道の駅に到着するとちょうど日が沈もうとしているところでした。
16時半前なのにもうお店は閉まってる。閉店早いなあと思っていたら、水曜休館でした。かなしい…。




この道の駅には足湯もあります。もっと寒い時期になったら利用させてもらおう!



うろうろしているうちにイルミネーション点灯時間になりました。多分16時半だったのかな?なかなか綺麗です。
なんだかんだで今年はイルミネーションライドしてないからなあ…。そのうちしたいなあとは思っているんですがなかなか…。




あとはこのまま県道7号をひたすらまっすぐ行けば昭和橋に着きます。
ちょっと意外だったのは、二車線の道なのに、帰宅時間帯にも関わらず交通量が多くはなかったことです。休日の昼間も平日の夕方も、ほどほどな交通量だったので快適に走れました。




ソフトクリームだけが心残りでしたが、今回も楽しいライドでした。
1月にいちごの里と道の駅思川とソフトクリームのお店をまわるグルメライドをしようかなあと言ったら誰か乗ってくれるかな?いつも通り3人以上5人以下とかで出来そうなら企画してみようかなあと思ってます。
いなさそうだったらいつも通りソロで行って食べ物の写真を載せまくるので、それを見て行ってみてくださいな。



*****



×

非ログインユーザーとして返信する