自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

中央アルプス反省会

早いもので終わってから3日も経つので忘れないうちに反省会をしておきます。
良かったことと悪かったことを分けて書くと見落としもありそうなので、時系列でごちゃ混ぜにして書いていきます。




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×前日の睡眠不足:重度の遠足前日症候群に罹患しているのを分かっていたにも関わらず、対策を何も考えていなかった。明るい時間帯から少し眠気が襲ってきたのは間違いなくこれが原因。


〇朝からしっかり食べられた:ずっと起きていたことで早めに朝食を食べられて、時間に余裕があることで出発前の腹痛峠をうまく乗り越えることが出来た(この日は前夜に超級腹痛峠があったせいで朝は特に何もなかったけど)


〇事前に一部のコースを走っておくことで、実際の交通量、路面状況、休憩場所等を確認できた:特に試走時PC1では米飯類の納品前の時間だったので、手前のコンビニであらかじめ食料を調達出来た


〇2つのボトルをうまく使い分けられた:朝はちょっぴり寒いので、のぼり基調だしひとつのボトルはからっぽで出発。PC1以降コンビニなどもない登りが続くため、その時点で空ボトルにお水を入れて走れた。逆に夜の涼しくなってきた時間の登りには中身を捨てて軽量化出来た。


〇周りのペースに巻き込まれずに自分のペースで走れた:埼玉スタートだとどうしても最初は平坦でまとまりがち、周りのペースに煽られてスピードを上げすぎてしまってだんだんバテてしまうけど、今回はスタート直後から苦手なのぼり基調だったため、焦って周りについていこうという気持ちもわかなくて最後まで比較的ペースを維持できた。


〇想定よりも早くPCに到着出来た:今回は坂だらけということもあって時間が読めなかったので40時間めいっぱい使うと考えて各PCの到着時間を設定していたけど、通過チェック以外すべてのPCで自分の想定時間よりも早く到着することができた。


×自転車に乗るのが久しぶりでPC1で脚がへとへと:前週の猛暑日と持ち帰りの仕事が重なったのとで休日に自転車に乗れず二週間ぶりになってしまった。そのせいもあってか、PC1でわりと脚がいっぱいいっぱいの状態に。ずっとのぼりだったせいもあると思うけど…。


×道の駅総スルー:自転車で訪れて道の駅スタンプを収集しているので、滅多に行けないエリアの道の駅スタンプはすべて回収しておきたかった。でも脚力的にも寄り道していたら確実に時間内完走は出来ていなかったはずなので、結果的には寄らなくて良かったとも解釈できる…。でもゆるポタマン的には寄りたかったな。


×清内路峠を押し歩き:ブルベ的には峠を歩いて登っても何も問題ないだろうけど、個人的に峠の押し歩きはマイポリシーに反する。坂を速くのぼれなくても悔しくないけど、足をつくのは自分に負けた気がして悔しい。眠気のせいじゃなくて脚力のせいで足をついたのでなおさら。300kmで4000mだからしょうがないと思いつつも、150kmで4000mとか走ったことがあるから特に悔しい。


〇ホテル泊出来た:時間的に宿泊は厳しいかなと思って前日にキャンセルした宿だけど、実際走ってみたら想定より2時間早く飯田市内に到着出来たので、シャワーを浴びてベッドに転がる時間が出来た。しかも飛び込みでの宿泊も可能だということが分かった(時期とその街の栄え具合にもよるだろうけど) 次からは何か所か目星をつけておいて、なんとなく到着時間が見込める段階で宿に問い合わせの電話を入れてみても良いかも。宿泊出来たおかげでモバイルバッテリー消耗することなくスマホとサイコンも同時に充電出来た(2ポートのアダプタを持って行った)


×ライトの充電ができなかった:volt1700をローモード夜間常時点灯、volt800(2灯)を場所に合わせて市街地ロー、山中はミドルで使い分けていたので結果的にゴールまでバッテリーは持ったけど、純正ケーブルを忘れて充電できなかったので、二日目の途中で切れたらどうしようという不安があった(みなさんそうなのか分かりませんが、純正ケーブル意外だと充電しようとしても)


×予備のパンツが必要だった:インナーは初日はなしでアームカバーのみ、アームカバーをびしゃびしゃに濡らして暑さ対策して、二日目は長袖インナーを持っていたのでアームカバーはお役御免、綺麗な服で走れた(インナーのみ) 下がかさばるし…と思って1着のみだったけど、これが原因か股痛を引き起こしてしまったため、今後400km以上の時は何か対策する必要がある。今回はクリームましましのトイレットペーパーでなんとか痛みは軽減されたけど、やっぱりペーパーはぼろぼろになってしまうので、パッドと皮膚の間にはガーゼかコットンを挟むのが良いだろうか…。要検討。


〇ちょっとの仮眠ですっきりリフレッシュできた:初めての経験に神経が高ぶりすぎて覚醒状態だけだっただけだと思うけど、睡眠時間のわりに眠気に襲われること自体が少なかった。眠くなってもちょっと目をつむって5分程度ですっきりすることが多かった(これは初めてやってみたので次回以降も同じように効果があるのかは不明。要検証)


×最後のPC以降の失速:軽井沢まで20km以上のぼっていたとはいえ、想定よりもかなり時間がかかってしまった。最終PC~碓氷峠まで信号ストップの他には5分の仮眠しか止まっていないのに、大幅な失速があったために余裕をもってゴールすることが出来なかった。清内路峠で足をついてしまったことを考えると、ペースを維持(いつもののろのろ登坂だけど)出来るのはせいぜい4000mくらいまで。それ以降は緩やかな坂道でもかなり脚にきていてペースダウンしてしまう。


〇最後まで胃腸の調子が悪くならなかった:2日目のお昼ごろからお腹が張る感じはあったから絶好調だったとは言わないけど、普段1日目の夜頃からお腹の調子が悪くなり始めて食べられる固形物も減ってくるので、今回すべてのPCでおにぎり2個ずつ食べられたことはかなり大きかった気がする。意識的に食べにくいパンと脂っぽいものを避けたのも良かったかも?


〇色んな方とお話が出来た:県外なこともあって、すでに面識のある方は参加していなくてアウェー状態だったけど、他の参加者さんが優しくてお話してくれたおかげで少し緊張がほぐれました。ゴール後もお話してくださったり、ツイッターでつながってくださったりで基本ぼっちなので知り合いが増えて嬉しいです。またどこかで顔を合わせることがあればよろしくお願いします。




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そんなこんなで今年目標としていた200~600kmの完走を果たすことが出来ました。
400km以上は今年初めての挑戦でしたが、今年の300km(2月)ではビーフラインしかのぼりがないのに満身創痍、400km(3月)では一緒に走ってもらってなんとか完走、初の600km(4月)はDNFという結果だったので、実は「独力だったらせいぜい300km程度の実力しかないんじゃないだろうか」と思っていました。
でも今回挑んだ中央アルプスで苦手な山まみれのコースで、ギリギリとはいえ誰かの後ろにつくこともなく淡々と一人で走って完走出来たことで自分の走りに自信が持てるようにてきました(ビギナーズラックもあるだろうけど)



今年の目標を達成できたところで今年のブルベはおしまい。
仕事柄土曜日の休みも取りにくいので300km以上は参加のハードル高めだし、遠くへ行くなら時間に追われることなく観光を交えてゆっくり走りたいタチなので、残りの半年はブルベではなくいつもの一人旅でのんびり走るのをメインにしたいと考えています。



が!


以前にも言っていたように、600kmを完走出来たら1000kmに挑戦してみたいと思っているので!(この時はアタック日本海を完走出来たら…ということでしたが)



まだ私の2019年ブルベは終わらないんじゃ~。
仕事の休みはなんとか取れそうなので、後は天気と体調次第というところ。ちょうど東北は梅雨の時期になってしまうので、2日以上雨降りになるならDNSですが、メダルのデザインが変わる前に挑戦したい…!あわよくばメダルが欲しい…コンプリートしたい…!


このコースは去年走った竜泊ラインを(逆回りだけど)走りますし、一見どこにも泊まるところがない青森の端っこですが、600km地点からちょっと行ったところにおばあちゃんの家があるので最悪DNFでもそこまで行ければ人権回復するあてがあります。順調に行っちゃえばおばあちゃんたちには会えないけど。
挑戦しなければ何も始まらないので、ビギナーズラックで調子が上向いてるうちにちょっと調子に乗って挑戦してみたいと思います!
そうと決まったらいつもより入念に走行計画を練らなければ…。

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