自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

中央アルプスコース確認ライド

アタック日本海での惨敗から早二週間。
アタック日本海が完走出来なかった時のためにエントリーしておいた群馬600中央アルプスの一部コース試走してきました。


そもそも中央アルプスにエントリーした理由なんですが。


獲得標高は6900m弱と少なめで、比較的走りやすいと思います。
獲得標高は6900m弱と少なめで、比較的走りやすいと思います。
獲得標高は6900m弱と少なめで、比較的走りやすいと思います。



「ふーん、そっかー。少なめで走りやすいのかー。よし、エントリーしよう。」



ブルベで100km1000mupは平坦というらしいので、まあそれなら平坦だなあ~って思ってたんですが、よく考えたら私いままでにnkm×10m以下のものしか走ったことなかったんですよね。
で、大事な一文を見落としていました。


「群馬県・長野県と山岳が多い地域を走る割には、獲得標高は6900m弱と少なめで、比較的走りやすいと思います。」


大事なのは文章の後半じゃなくて前半でした。やっちまった。
走り慣れた人なら「いやいやいや!平坦だわ」って思うのかもしれませんが、私は坂が嫌いです。この世のすべての坂がなくなってほしいと思っています。そのくらい遅いんです。走れないのぼれないわけじゃないんだけどとにかく遅い。3%で15km/h以下、5%で10km/h以下、8%以上で5km/h以下が標準装備。


キューシートが公開されたので、距離と登る量からそれぞれのPCの到着予定時刻を考えてたら、PC1ですでに自分の予想時刻がクローズタイムを越えてたんですよ。
とりあえず300kmちょいの地点に宿を取ったのはいいものの、PC1でタイムアウトとか笑えないじゃないですか…。
というわけで、それなりに走ることが出来るのか、今回の序盤~終盤のスタートからPC2、折り返しの同じPCからゴールまでを試走してきました。





安心と信頼の寝不足。暑さからまったく寝付けず、睡眠時間は2時間弱。気付けば目覚ましで起こされて出発です。
4時半過ぎに道の駅よしおか温泉に到着しました。外はちょっと肌寒い。気温10℃。
日中の気温25℃っていうの見て、半そでにアームカバーだけで来てしまいました。ばか。




当日のスタート時間は5時なので、偶然にもちょうどいい時間に着いたし、それに合わせて出発することにします。
赤城山から朝日が昇り始めるのを見送ってスタート。




最初の7kmはCR。一時期はこっちの方まで走りに来てたりしたけど、CRに飽きてからしばらくぶりかも。
お散歩してる人やジョギングしている人もいるのでスピード出しすぎ注意。いやのぼり基調だからスピード全然出ないけども。




今まで参加したブルベ、スタート地点が入間、越谷、葛飾、越生ととにかく最初の数十キロが平坦なものばかりなので、いきなり登り始めるのは本当につらい。つらすぎて緩い坂が下りに見える。脚を止めても進まないということはやっぱり下り坂じゃなくてのぼり坂なのかという絶望感を一体何度味わったことか。



Q3をしばらく走って東吾妻町の看板を過ぎてすぐの最初の登りで壁が一部崩落してたっぽいので注意。




20kmくらい走ったところで6時になりました。遠くに私好みの雪山が見えます。
交通量はまあ少なめなので走りやすい。
うん、今後のペース的にも6時には20km走ってないとちょっとまずいかな…。
ちなみにこの辺の左側にあるセブンイレブン以降、嬬恋村に入るまでコンビニがないので(20km弱先に道の駅あがつま峡があるのでトイレはそこでも大丈夫)もろもろの準備は済ませたいところ。




Q5の道なり右折。




Q6、良い景色に吸い込まれて直進したいところですが左折。




Q8、ホンダプリモ高橋の先を右折。ここからは束の間の微妙な下り坂と平坦区間。




Q8後ちょっと行くと工事区間あり。右に迂回して元の道と合流することになります。




100mもないような短い区間ですが工事信号があります。ちなみに引っかかると1分10秒待ち。




工事区間を抜けると吾妻川と良い景色。川のある景色大好き。




Q9左折。7時にはここを通過したい。




この後しばらくじわじわ上り坂。
コンビニもないしトイレ行きたいし困ってたら道の駅あがつま峡。こっち方面来るときは八ッ場ふるさと館に車を停めるから、何気にここは初めてなのです。わりと遅めの時間までお風呂に入れるっていうのは知ってるんだけど。




道の駅を過ぎたらトンネルがぼちぼち出てきます。
交通量は多くはないけど暗いので注意。




大きな橋を渡ると八ッ場ふるさと館。足湯もあるよ!
先の交差点を直進。




ふるさと館の信号からちょっと行ったところにまた工事信号。距離はこれまた短い。赤信号時間はどのくらいだか分かんないけど、そんなに長くなかったかな?




嬬恋村へ突入。8時までには嬬恋村に入りたい。ちなみにこの日は8時15分にこの辺を通過。




Q10道なりに左。




なんかこの辺見たことある景色だなあと思ったら、嬬恋キャベツヒルクライムの受付とかした場所でした。
早割期間過ぎちゃったし今年は参加見送りかな。その日しか開放されないコースを走れるっていうのは魅力的ではあるんだけど、地味にきつかった思い出。下り区間によって平均勾配を下げる勾配詐欺ほんと嫌い。




じわじわ登ってると浅間山が見えてきました。
つい二か月くらい前にはきれいな雪山だったのにもうほとんど溶けてる。




想定到着時間9時のPC1に到着。8時59分。クローズは9時20分。当日はこんなに写真のために停車しないからもう少し早く着くだろうけど、こんなに余裕のない到着は初めて。
トイレ4つ(うち1つ女性専用)もある優秀さ。イートイン3席。お客さんは結構多い。




PC1出たところと、つまごいパノラマラインと交差するところで自転車イベントとぶつかりました。フォルトゥーナジャージ着てる人多かったな。
多分グランフォンド小諸、嬬恋、軽井沢とかその辺かな?全部同日開催らしいですね。



さすがに標高が高めなだけあって、なんとまだ桜が咲いています。すごいもう5月半ばだよ!




のどかな嬬恋のこの景色大好きです。でも坂がつらい。3~5%くらいで決してきつい坂ではないんだけど、スタートから70kmくらいずっとのぼってるからしんどすぎる。




だんだん人里からも離れてきます。でも交通量は少ないし、車もバイクも余裕をもって追い越してくれます。




大体スタートから77kmくらいで鳥居峠に到着。10時半。
ここから念願の下り区間なので、40km先のPC2には1時間半くらいで着くと見積もっていました。しかし悲劇が襲う。




桜の咲く気持ちよい下り坂。




Q12、下り左カーブ中の右折。おかしいな、なんか上り坂が見えるぞ。
下った先で事故があったのか、警察やレッカーが来ていました。危ない危ない、明日は我が身。




おかしいな…のぼっているぞ…景色はいいんだけどな…。




んん…遠くの方に通ってきた道が見える……。良い景色なんだけどね…下りだと思ってたのにのぼりだった時の精神的ダメージはんぱない。




結局5kmくらい登らされて大幅な計算狂い。激坂はないんですよ!でも脚休め区間がなさすぎてつらい。時速5kmでのぼってると5km進むのに1時間かかるんだよ?知ってる?
文句言ってるけど景色は綺麗でした。
予想外の登りでボトルからっぽ。当日は2ボトル体制にしてPC1で2個目の中身入れようかな。



菅平に到着、今度こそ本格的な下りのはず。
ちなみにQ15のあたりから自販機も結構ありました。




Q16、変形4差路を右折。青矢印の方向へ。




なんか林道みたいな木々が茂ったところから本格的な下りが始まります。




群馬側からの登りは緩やかでしたが、こちら側の下りはなかなかの急こう配。大体10%前後って感じだったかな?
下ってくる車はいませんでしたが、のぼってくる車はちらほら。スピード出しすぎ注意。
ここの下りで貯金をたくさん作るぞって思ってたんですが、急勾配つづら折りなので思うようにはいきませんでした。安全第一。




くねくね区間が終わって直進メインの下りに差し掛かると車も増えてきます。
Q17の高架下を左折。




奥に見える雪山が気持ちを高ぶらせてくれます。




Q19右折して千曲川を渡ります。川のある景色最高~。




歩道は右側のみ。ちなみにQ19の信号も手前にしか横断歩道がないし道も狭いし、車に迷惑をかけずに渡るのちょっと大変そう。




Q24を左へ。




Q26、私の嫌いなこの道。ここを右折。
横断歩道もないし、トンネル内真っ暗だし交通量多いし……この先右折はどう見ても自転車お断りな感じの道。
どうしようかなあと迷った結果、歩道橋を渡って洞門と犬戻トンネルは歩道を通行しました。




PC2には12時48分に到着。クローズ8分前というギリギリ感。
PC1に30分くらい入り浸ってしまったのと(おにぎりじゃなくてパン買ったら食べるのに時間かかっちゃった)、写真停車した分を鑑みても、PC1から3時間くらいかかりそう。12時半前には到着したいところ。
トイレは男性用女性用1つずつ、イートインなし。
暑いので500gの氷を購入して、冷たいお水を飲みながらお昼ごはん。




予定よりも大分遅れてしまったので、この分だと帰宅は日付変わってからだなあと思いつつ13時20分頃に出発。
このコンビニは復路のPC5と共通なので、本日はここで折り返してゴールのよしおか温泉を目指します。



交通量が多く、白線にボコボコが設置されている犬戻トンネルを再び抜け、同様の小松原トンネルも抜けます。
キューシートに特に書いてないけど、ここ歩道も広いし歩道走っちゃダメかな?休日のまっぴるまの交通量の多い時間にこんな狭くて暗くてボコボコ白線のある車道とかちょっと怖くて走りにくい。



Q74、動植物園恐竜口の看板を右折。かわいい。




千曲市の看板を過ぎて最初の信号Q78を右折。




Q80、郵便局のある交差点を右折。ここ一見丁字路に見える。




よく分かんないけど起点とか書いてあるので記念に写真を撮ります。




Q81信号の先を青看板に従って左折。




景色がのどかで良いなあ。最高。




千曲川沿いを走っている地元ローディーと信号で挨拶を交わしつつ、Q82、この顔はめパネルが見え始めたら右折。ちょっとY字路っぽいかも。
うっかり間違え道なりに左に行ってしまいました。温泉街らしいです。戸倉・上山田温泉。つい最近TL上で名前を見たなあ。ここにあったのか。




ちなみに左に行ってすぐのところにファミマがあるんですが、なんと足湯付き。コンビニに足湯すごい。さすが温泉街。時間に余裕があったらここで脚休めしてみてもいいかもしれない。




酒屋さんの大きな看板のある左カーブ後最初の信号Q83を右折してR18へ。




トンネルは明るいんですが、センターラインにポールが立っていて車が余裕をもって追い越せないので、迷った末歩道を走行。結構広いしね。




あまりに暑いので、道の駅上田でアイス休憩。ソフトクリームもあったけど、中に入ってゆっくりしちゃうと時間も遅くなってしまうのでセブンティーンアイスで我慢。




Q84を右折。なんか長野って歩車分離信号多くないですか?市街地(?)だから?




Q86を右折。正面の交差点名がほぼ消えてる。歩道橋がめじるしです。




16時4分にPC6に到着。PC5からは45kmほどですが3時間弱というところ。
道の駅での休憩を除けばもう少し早く着いても良いけど、途中追い風区間があったことを考えるとトントンかなあ。
計算的には、ここにクローズまでになんとか到着出来ればゴールまでは85kmを5時間半で走りきれば良いのでかなり余裕はあるかと思います。逆算すると、PC5を2日目の12時半には出発したいところ。




ここからはR18を30kmくらいかけてじわじわと登っていきます。
今日は1/3ちょいを走っただけですが、当日はここまでに500km走っていることになるので、この日と比べればスピードが落ちている可能性は高いです。
交通量の多い国道の小石だらけの路肩を。なるべく頑張って、でも疲労のためゆっくりと登っていきます。安全第一。
勾配はせいぜい5%程度なんですが、とにかくスピードが出ない。しんどい。登り区間長い。




コンビニはたくさんあるので補給やトイレの心配はいらない。大丈夫。




やっとこさ軽井沢へ突入。登坂車線が心を折りに来ます。




標高1000m近いと桜はやっと満開になってちょっとずつ葉っぱが…って感じ。綺麗。




追分宿でようやくのぼり坂終了のお知らせ。ここからゴールまでは下りか下り基調の平坦です。やったぜ。




Q94を左へ。




16時半にPC6を出てから2時間半、ようやく碓氷峠。6時間半ぶりに群馬へ戻ってきました。
ここからは下りですが、もう暗いので気を付けて下っていきます(写真では明るく見えますが18時50分なのでもう結構暗かったです)




下りの碓氷峠は真っ暗だし車がほとんど通らないし怖かったです。下りきる前に後ろから来た車はゼロ、のぼってきたのはたったの5台くらい。街灯なし。
反射材やキャットアイも意外と少ないんですよ。カーブに反射材がないので、うっかりすると山やガードレールに突っ込みます。
明るいうちに下りきるのが得策なので、18時半前には下り始めたいところ。


夜のめがね橋こわい。数々の観光客を叩き落してきた心霊スポットです。怖い。
日が落ちて寒いのか、悪い気配で寒いのか分かりません。初めに書いた通り、夏装備に日没後の標高1000mからのダウンヒルだから寒かっただけなのかもしれません。




坂本宿まで来ると街灯の明るさにほっとします。




Q100、旧中山道の看板を見落としてうっかり直進してしまいましたが、セブンイレブンが目印のここを左へ。




Q100~101の区間で一部新しい道が出来ていたのか、キューシートに書いてないけどうっかりコースを外れてR18に出されてしまいそうなところがあったので要注意。



下り基調の道を快調に走っていると、突然タイヤがぶしゅーっと。パンクしました。
幸い近くに明るいパチンコ屋さんの光があったので、明るいところでパンク修理。




タイヤごとやられていました。
予備のチューブに交換して空気を入れても全然膨らまず、なんか抜けてる気配。なんと予備チューブに最初から穴が開いていました…。普段パンク全然しないから劣化とかしたのかな?それとも初期不良?
仕方がないのでもう一本の予備に交換。これは大丈夫でした。このチューブもダメだったら、ゴールまで30kmタクシーかレッカーを呼ばないといけないところだった…。
穴の開いたタイヤの裏には、予備チューブを包んでいたラップについていたマステを貼って応急処置。
今まで20,000kmくらい乗ってきてパンクは4回ほど。全部釘とかによるタイヤ貫通パンク。そのうち拠点から遠い場所でのパンクって初めてだったからちょっと焦った。
CO2初めて使ったけどめちゃくちゃ便利で良いですね。
その後予備チューブのない状態で、再度パンクしないかヒヤヒヤしながらもなんとか大丈夫でした。




Q107変形四差路を左折して渋川前橋方面へ。




Q109、中国料理のお店は見つけられなかったけど、精米所も目印です。




Q112で間違えて1つ手前で左折してしまったため道が分からなくなってしまって、最後の3kmくらいは正しい道を走って帰ってこられなかったんですが、帰宅後に地図見ながら確認して解決したので良しとしましょう。
トラブルに見舞われましたが、22時ちょうどによしおか温泉に戻ってこられたので、PC6からは4時間半といったところ。トラブルがなければ4時間ちょいくらいかな?もうちょっと脚が疲れてる状態だったとしても、半分以上下り基調なので、5時間半もかかるってことはないでしょう。




問題は今回走っていない350km分の区間ですが、なんだかんだでギリギリクローズには間に合いつつ走れそうな気はしています。
ただ、PC2の到着が想定よりも遅いのもあって、到着時間の見直しは必要かも。宿では2時間寝れる計算でしたが、最悪1時間になるか、当日キャンセルで仮眠でつなぐか……いずれにしろ、飯田市への到着時間に左右されるかと思います。前日にちゃんと眠れればまあ大丈夫かな(フラグ)


当日までに後半のもっと細かい到着予想時間などをキューシートに書き入れたいと思います。
もし雨予報だったら、アタック日本海の経験もあるしDNSします。三国峠ダウンヒルでブレーキシュー尽きたのに、それよりもたくさん下る今回の中央アルプスで雨だったらブレーキシュー3セットくらいあってももたない気がする。



帰りは何度か眠気に襲われて、仮眠しながら自宅に1時半に到着しました。
翌日のお仕事峠つらかった!




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獲得標高は多分2000m弱くらい。今日走ってない分だけで4000m以上のぼるのか、死ねるな。

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