【旅ログ1】アイルランド
写真整理を兼ねて、時間のある時に今までの旅の記録を思い出して書いていきます。
全て自転車を始める前のものです。
2010.1.31~3.27
大学時代に短期留学していた時のこと。
期間も短いので日本人のいない国にしようと思って、アイルランドのコークへ行きました。初めて一人で乗る飛行機が国際線で、しかも乗り換えしないと行けない場所。とにかく緊張ばっかりしていたような気がします。特に入国の時とか。
お世話になっていたコークの市街地。
住宅街とメインストリートを隔てるように、リー川が流れています。
メインストリート。とにかく車が多い。そして路駐が多い。
この辺のお店は全部夜7時には閉まります。そして休日は本当に大きいデパートしか営業していない…。
イングリッシュマーケット。
中に入るといろんなものが売っています。金沢の近江町市場みたいな感じ?
リー川沿いに西へ歩いていくと、おしゃれなアパートメントがたくさん。
川沿いには遊歩道もありました。すごく静かで良い場所です。
川沿いにずっと歩いていくと、コーク刑務所があります。
中に入れたような気がするんですが、この国に来て一週間目だったのと、一人だったのでこの建物の雰囲気に気圧されて入れませんでした…。
市街地のはずれにはビーミッシュ工場があります。アイルランドといえば黒ビールのギネスですが、ビーミッシュとマーフィーズもこの辺りでは有名なビールです。
コーク滞在中は一つの家を他の学生とシェアハウスしながら語学学校に通っていたのですが、家を出るとなんかもういかにも外国!って感じの素敵な風景が広がります。
家は小高い丘の上にあるので、景色が開ける場所では街を一望することができます。
思い返してみると、アイルランドであまり自転車を見た覚えがないんだけど(道も狭いし)、でも自転車乗りが好きそうな激坂が至る所にあります。
ここも通学路で、朝は下りですが、帰りは歩いてのぼるのもくたびれるほどでした。
家のデザインもかわいいです。
そして授業が終わったらパブに入り浸って酒を飲む。
初めてここに連れてこられた時に、「a pint of guinness?」と聞かれて、よく分からずイエスと答えたら、大きいジョッキのギネスビールが出てきて飲めなくて連れに飲んでもらったりしました。小さいサイズが欲しかったら「half pint of guinness」と言えばいいそうです。
メンズは大体ギネス。女性はベイリーズを飲んでました。ベイリーズは生クリームが入ってておいしいお酒です。帰国してから古河でベイリーズが飲めるお店があって感動しました。
ひとしきり飲んだ後は踊る。
週末には語学学校のみんなとどこかしらに出かけてました。
ここはコークのバスターミナル。
赤い券売機でバスチケットを購入します。アイルランドのバスは片道or往復で最初に目的地を伝えてチケットを購入するシステム。バスに乗って運転手に伝えて買うパターンもあります。
コークから南に行ったところにあるキンセールの街。とにかくおしゃれでドギツイカラーリング。
港町なのでなんかすごいきれいです(語彙力)
毎週月曜日には週末の出来事をみんなの前で話すスピーチタイムが設けられていたんですが、虹を見た話をしても反応薄かった思い出があります。
日本ではそんなに虹は見ないですが、基本的に雨が多くて天気がころころ変わるアイルランドでは珍しくもなんともないそうです。
ジェームズフォート。その昔の要塞の名残です。
これはすごくお気に入りの写真。
場所は変わってブラーニー城。コークから少し北に行ったところにあります。
世界ふしぎ発見なんかでやってたりするので、知ってる人もいるかもしれません。
お城っていうより、RPGなんかに出てきそうな遺跡って感じの雰囲気。
壁にキスすると願いが叶うっていうお城です。
これはテレビで見たことある人いるかも。
そして観光をした後はパブで飲む。
別の日には語学学校のみんなでバスツアーに参加し、モハーの断崖へ。
ここで押すなよ押すなよ的な会話をしながらみんなで写真を撮ったりとか。
いい歳した大人が岩に登って写真撮ったりなんかして
そしてその後は飲む。こいつらいつも酒飲んでるな~!
アイルランド滞在最終週には一人でコーブへ行きました。
コーブはタイタニック号最後の寄港地で有名な場所です。
家から一番近いケントステーションから電車に乗っていきます。
コーブに到着。
メインストリートからも見える聖コルマン大聖堂。
近くまで行くと写真に入りきらないくらい大きいです。
2か月という短い滞在期間でしたが、スペイン、イタリア、ドイツ、スイスを中心に、本当にいろんな国の友達がたくさんできました。
メッセージのやり取りは帰国後数年で途絶えてしまいましたが、今でもフェイスブックでみんながどうしているのか近況を知れるような関係にあります。もうじき9年経ちますが、大切な思い出です。