自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

冬の日光周遊ライド

今週の水曜日にまた日光に行ってきました。誕生日月なので、好きな場所に行くっていうのも兼ねて。まあ誕生日じゃなくても行くんですけど。



1月


2月



ここのところいつも輪行袋の中でチェーンキャッチャーの裏側にチェーンが落ちてて、朝から手を汚してイライラすることが多いので、チェーン落ち対策にゴムでチェーンを張っておきました。快適快適。




最近寝不足なのと花粉症で眠気が強いのとで、栃木駅で乗り換えをした後、電車の中で30分ほど眠ってしまい、気が付いたらもう鹿沼のあたりまで来ていました。
いつもは日光は湯元の方まで行くんですが、夏場に作ったルートは冬季封鎖されて霧降高原を回れないので、今回は直接霧降高原へ行ってみることにしました。




霧降大橋からの景色もとても綺麗です。




駅から時計回りでしか走ったことがないので(霧降高原道路を下った時の斜度計の数字を見てのぼるのは避けてました)、今回初めて霧降高原道路の起点に目印があるのを知りました。




この道はバスは冬期運休だし、山の上で働いている人か山の向こうの集落に住んでいる人くらいしか通らないので、マジで車が通りません。快適快適。




ちょっとのぼると綺麗な雪山。素晴らしい…素晴らしすぎるよ…!




道路も綺麗で走りやすい。はあ~日光最高。




この空に向かって登っていく感じとかたまりませんよね。はあ。




だんだん雪山が近づいてきました。




雪山と青看板とルナちゃん。




標高1200mを超えたあたりから、路肩に雪が見られるようになってきました。



標高が高くなればなるほど、一部路面も凍結してたり。




霧降高原レストハウスに到着しました。キスゲ平展望台とかあるところですかね。
朝、ボトルに飲み物をいれないまま出発してしまったので、ここの自販機で補充します。はあ~生き返る~!
気温も高いので、今回は長袖インナーに10℃くらい対応の裏起毛ウェア、シューズカバーや靴カイロはなしでした。それでも登りは汗をかく…。




階段があるので登ってみることにします。




良い眺め~!ちょっとモヤってるのが残念。




はあ~雪がいっぱい~!(でもこの雪、さらさらではなくてちょっと固かったです)
ちなみにSPD-SLシューズでは階段が辛すぎたので、ここまでで諦めました。200段くらい(笑)




階段を降りたところで会ったおじいちゃんに話しかけられ、「自転車でのぼってきたの?(脚チラッ)太くてたくましい脚だねえ~!」と……。おじいちゃん……ちょっと黙ろうか……?言っていいことといけないことがあるんですよ……?あと私の脚が太くてたくましいのは自転車に乗り始める前からだぞ。


10時からレストランがオープンなので、お腹が空いたのでがっつり飯。
とちぎ霧降高原牛カレー。お肉がほろほろに柔らかくて美味しかったです。あったかいスープもクルトン入りでおいしい。多分このカレーは1Fの売店で売ってたやつ。
ここの従業員の方にも「通勤途中にのぼってるところ見たよ!」と言われました。こんな時期に女が一人で自転車で山登ってるとすぐ覚えられるよ!




腹ごしらえ後は再びのぼりです。登るのは六方沢橋までなのであと少し。
霧降高原道路は8~10%くらいが続くので結構疲れますが、今回はかなりゆるゆるモードなので心拍数もいつもよりさらに低め。その代わりスピードは出ないよ!5km/hくらい。




六方沢展望台。景色が綺麗だからもっと柵に近づきたいんだけど、雪がすごくて近づけなかった…!
今回はシューズカバーもなしなので……(一応替えの防水ソックスは持ってきてたけど)




大分のぼってきました。
1440mってことは、日光エリアで金精峠、半月山に続いて3番目に高いところ?かな?湯元温泉は1400mちょっとだった気がする。




六方沢橋が見えてきました。
めちゃくちゃ道路白いやんけ……。滑って転ばないように慎重に進みます。クリートに雪が詰まってしまうので、歩いて渡るという選択肢はないのだ。




橋すごい。景色もすごい。この景色に魅かれて橋から飛び降りたくなるのも分かる気がする。景色に呼ばれてる気がするもんなあ。自殺の名所になるのも仕方ない。




六方沢橋を渡ると、大笹牧場まで下り坂。
上の方は凍結箇所が多いので徐行運転で安全に。




空は曇ったり晴れたり。結構風も強かったかな。
遠くの方に今市ダムも見えます。




最高にたまらんこの景色……バイクがいい味出してます。




ルナちゃんも溶けかけの雪山と一緒に写真撮ろう!
ダウンヒル用にダウン持ってきたけど、そんなに寒くなかったのでウィンドブレーカーだけで大丈夫でした。かさばるから持ってこなければよかったなあ…。




大笹牧場に到着。さすがこの時期はお客さんが少ないです。平日だから余計に。
それでもちらほら人がいるのはさすが観光地ですよね。




ガラガラ。いつもソフトや串焼きを売っている売店も、館内売りです。




大笹牧場といえばソフトクリーム。濃厚ミルク味でおいしい。しかもここのソフトクリームって大きいよね。
職場へのおみやげにあめちゃんも買っていきます。バターあめ食べたいけど、一人で食べるには多すぎるし。




大笹牧場を出た後は、栗山方面へ向かいます。
いつも登ってくる道を下ると、いつもの道なのにいつもと違う景色が見られて新鮮。
夏に来た時は写真左下の長い屋根の建物はまだ建設中だったけど、どうやらオープンしてるっぽい。




霧降高原道路の終点です。




この道を通って鬼怒川方面に行くのは初めてなので、ちょっとどきどきしながら鬼怒川方面へ。




鬼怒川の上流。岩がごろごろ。水も綺麗なエメラルドグリーン。
いつも筑波山に行く時に通る鬼怒川と同じ川だとは思えません…。まあそれは利根川にも言えることなんだけど…。初めて前橋の方まで行った時はあまりの水の綺麗さに感動したよね。




そういえば、途中でレザインのマウントが緩くなってるのに気が付いてたんだけど、ふと見たらネジが片方どこかへ行ってしまってました。ガタガタ道で吹っ飛んじゃったのかも。いつからないのか分からないので探すのは諦めます。
レックマウントからリペアパーツ出てるし買い足したいけどサイズ分かんないな…。




こういう橋は見るとわくわくします。
そしてキスゲ平園地にいた時から思ってたけど、雲がちょっと夏の雲っぽく見えてわくわく。




ああ~こういう橋ほんといいよね…。




鬼怒川本当に綺麗。




山と綺麗な川と鉄橋。この秘境感、最高すぎると思いませんか…?




ちょっと長めのトンネルを抜けると川治ダム。
前に来た時よりも綺麗かも。




川治ダムからはトンネルをいくつかくぐって、国道121号へ合流します。
今思えば五十里ダムの方回ってきてもよかったかも。




121号とぶつかりました。いつか南会津まで自転車で行ってみたいものだなあと思いつつも、13時くらいになってしまったので鬼怒川方面へ向かいます。いっそ北上して輪行で帰っても良かったんだけど、もうちょい良い季節になったらがいいかな。




もみじライン、龍王峡ライン、国道の分岐まできました。
もみじラインは去年の6月に走ったので今回はパス。龍王峡ラインからの眺めが好きなので、龍王峡ラインを行きます。出口で軽車両20円を払います。




この眺めたまらん……ほんと好き……。




龍王峡ラインを下ってのぼって、龍王峡へ。
前回来た時はサイクルラックはなかったと思うんですが、横に設置されていました。ありがたい。
霧降高原レストハウスにもありましたが、この日光サイクルステーションっていうやつ増えてきてますね。個人的には三本松園地にも設置してくれるとすごくうれしいんですが…。




少し下りて散策。でもやっぱりこのシューズで階段の上り下りはきつい。




毎度のことながら、龍王峡の売店の強烈な客引き力に負けて、龍王峡だんごをいただきます。
お箸でぶちぶち切れるんですが、あったかくてもっちりしてて、黒蜜きなこが最高に合うだんごでした。




そして鬼怒川温泉へ到着。鬼怒川温泉といえばふれあい橋。
前に鬼怒川温泉に泊まった時に、この右のホテルの角部屋に宿泊したことがあるんです。夜中目が覚めて、ふと外を見たら、ふれあい橋の階段にあおむけで寝てる人がいて超びびりました。あれ……これもしかして酔っぱらって足滑らせて…まさかしんでいる…?とか思ったんですが、30分後くらいに恐る恐るのぞいてみたらいなくなってたので安心した思い出があります。




温泉街とルナちゃん。




鬼怒川温泉に来た時って、特に散策するわけでもなく、真っ先に宿にチェックインしてゆっくりしてしまうので、こんな通りがあったのは知りませんでした。




鬼怒川温泉駅前に足湯があるので足を休めてから帰ることにします。
本当は日帰り温泉でも…と思ってたんですが、14時も回ってたし、家まで自走で5~6時間かかるし…。




家を出た時には温泉に入る予定はなかったので、すね毛の処理が甘すぎました。
隣の若い女の子グループにすね毛を見られないように、さっと足を入れます(笑)




ちなみに鬼怒川温泉のお土産にこれを買いました。




泊まった宿の部屋にあったのがきっかけで好きになったんですが、豆と塩気が最高のようかんです。自転車乗り的には補給食として最高なんじゃないでしょうか。




風も出てきたのであまり遅くならないうちに帰路につきます。
いろは坂の方へは行かなかったので、この日初めての大谷川。




上流の方は雲に覆われています。無理して霧降高原と奥日光両方行かなくてよかった。




今市からの最短ルートはこの例幣使杉並木街道。道の駅日光をすぎてすぐのところから始まります。なお途中で車両通行止めになるため、バイパスへ放り出されます。




景色もよくて最高なんだけど、この時期に杉並木はやばい~~~!しかも風も強い~~~!おめめかゆい~~~!鼻水垂れてくる~~~!
花粉症さんにはたまりません……。




国道121号を進み、鹿沼市へ入ってちょっとのところに心惹かれる建物を見つけました。
この前通った時は気付かなかったんだけど…。




中へ入ってみると、残念ながら故障中の張り紙。
販売機自体はそんなに汚い感じはないんですが、とても残念です。




もはや日光から地図を見ずに帰ってこられるようになってきました。
4度目の道の駅にしかた。朝のカレーとお昼の龍王峡だんごくらいしかお腹にたまるものを食べてなかったので、軽くお腹に入れることにします。ロングライドでは早めの燃料補給大事大事。




そういえば、鬼怒川温泉でおみやげを買ったので、サドルバッグがすごいことになってしまいました。今日はフロントバッグ付けないで来たんですよね。でもさすがに大容量はすごいです。

そして写真に写り込む、太くてたくましい脚もすごいです。普通の女子の倍くらいの太さある。しかもほぼ筋肉じゃなくて贅肉な。




道の駅ではレアチーズケーキパンといちごパイ。




4度目にして初めてのジェラート。
いちごミルクと日替わりのバナナミルクのダブル。今日はあったかいからおいしい。




恐怖の栃木県道11号を抜けて渡良瀬遊水地へ。
前回はここから一般道を帰ろうとして、迷った挙句埼玉大橋という渡りたくない橋ナンバーワンの橋を渡る羽目になったので、渡良瀬川CRから利根川橋を目指して、栗橋から一般道で自宅へ向かうことにしました。




渡良瀬川CRに入ると斜め後ろから爆風追い風。あっというまに対岸へ渡る三国橋へ到着……と見せかけて、まさかのバリケード。
危うく猛スピードで突っ込むところでした。急ブレーキでタイヤがスリップして焦りました。




さすがに冷えてきたので、三国橋でウィンドブレーカーを装備しますが、なぜか橋の上で上着を着ようとしたので、暴風過ぎて自転車が倒れそうになったり、袖がバタついてなかなか袖を通せなくて無駄に時間がかかりました。
三国橋を渡ってからのCRは、時々暴風横風が吹き付けるので、土手下に叩き落されそうな感じがして怖かったです。


利根川橋を埼玉側へ渡り、いつもの八坂神社前の信号まで下りようと思ったら、道がなくなってました。
というより、サイクリングロードが整備されたり、新しい道が出来たりして、遠回りしないと栗橋駅の方へ降りられない仕様になっていました。不便だ…。




自転車の迂回路が書いてあったので自転車を抱えて階段をおりたのに、出た先が写真に写っている信号までぐるーっと無駄に遠回りさせられる道だったのでちょっと萎えました。でももう覚えたぞ。




そのまま追い風だったり横風だったりしながら自宅へ。
今回はいつもと違う日光ライドになりましたが、相変わらずどこもかしこも景色が最高で、やっぱり日光っていいところだなあ~と思いました!




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