自転車日和

一人旅好きな自転車女子のライド記録と雑記。ロングライド、ブルベと時々山登り。

北関東散歩(ダムめぐりもあるよ)

日曜日はぶらっと足利まで遊びに行ってきました。
前日の夜までどこに行くか全く決めておらず、かといって目的もなくぷらぷらしてるだけではあまり面白くなくて飽きてしまうので、適当に地図を見ておもしろそうな道を目指してみることにしました。



関宿橋からの日の出。まだお正月モードなのか、明るくなり始める時間にも関わらず、車が少なかったです。
車が少ない時は茨城に渡るのに関宿橋~境大橋までサイクリングロードではなく車道を走ってちょっと近道出来るので、お得な感じがします。




道の駅さかいに寄り道。
トイレの前にあった小屋、もうすぐ完成って感じでしょうか。今建設中の隣の建物の完成と合わせる感じなのかな?




ちょろっと寄る場所があったので、八千代町周りで結城市へ突入。
結城市って新4号を車で走ってるときにちょっと通過するくらいで、実は来たことありませんでした。夜にルート考えてる時は結城の市街地を通るルートを考えてたんですが、朝方目が覚めた時に、何を思ったのか変なルートに変更して二度寝したんですね。その結果5km増えちゃってました。寝ぼけてたのかな。




ひたすらたんぼと畑の中を通っているうちに、栃木県小山市へ。早くも茨城県終了です。




橋の上から日光連山が見える。素晴らしく綺麗。ずるい。日光が近い小山が妬ましい…。
ちなみに富士山や浅間山のような真っ白に雪を被った山より、こういうてっぺんだけちょっと雪がかかっててバキバキした感じの雪山が好きです。




お腹が空いたので、道の駅思川でパンをたべる。
今月のおすすめということで、白玉きなこパンを購入。ふにゅふにゅしてます。




中はたっぷりきなこともちもちの白玉。おいしい~。これ1月限定かなあ…また食べに行きたいなあ…。
ちなみにカステラサンドまた買ったんですが、前回と同様に食べてる途中で後悔。おいしいんだけどでかすぎて飽きる…。でも土日祝限定という言葉に惹かれて買ってしまう…。




続いての目的地は、道の駅思川のすぐ近くにあるいちごの里。
クリスマスライドで思川の道の駅に入ってるいちごの里がすごかったっていう話を大先生にしたら、近くに店舗があるって教えてもらったので、せっかくの機会だし行ってみることにしました。


ビニールハウスがたくさん見えてきて、この道を通るだけで甘酸っぱいいちごの香りが漂ってきます。天国かな~。




到着。ピンク。トラクター乗りたい。
駐車場もかなり広く、いちご狩りと思われる家族連れやツアー客、交通誘導員なんかもいました。すごい。なんでここ知らなかったんだろう。




中に入るといちごいちごいちごの楽園。すごい。見てるだけで楽しい。
このショーケース以外にも大きいタルトとか、箱に入ったお菓子やらジャムやらいろいろ置いてありました。
後から知ったんですが、中でなんかすごいパンケーキも食べられるらしいですね…また来なきゃ…。
この日は3号タルトといちご杏仁を購入。パンを食べたばっかりだったので、サドルバッグにいれて山を登った後、いい景色を見ながら食べることにしました。




ちなみに外にはジェラートも。もうちょっと暖かくなったらまた来ないと…。あと何回ここに通うことになるんだろう…。




満足したところで、今度は足利方面を目指します。
なんか途中で妙義山っぽい山を発見。ゴツゴツしてるやつは全部妙義山って呼びたくなる。栃木県には妙義山がいっぱいだなあ~(北関東紅葉ライド参照)




佐野市では一部歩行者天国になっていました。
この道を走る予定だったんですが、通り抜けるのも大変そうだったのでとりあえず迂回ルートを探します。




佐野市役所前では消防出初式が行われていたようで、どうやらそれにともなう交通規制のようでした。
ちょっとだけ見に行ったんですが、人混みがすごくてよく見えませんでした。




やっと佐野市の混雑を抜け、気が付いたら足利にいました。足利市って書いてある看板なかったぞ。
足利フラワーパーク駅は2018年4月に開業したばかりの新しい駅なので綺麗でした。一応伊勢崎線の民なので沿線付近のことはチェック済みなのです。伊勢崎線は伊勢崎までしか行けないから輪行で使うことはないけど…。




で、足利といえばこれですよ。

(「お前はまだグンマを知らない」より。この漫画好きです。自転車始めて群馬によく行くようになってから分かるネタが増えてきた)


当ブログでは今後も足利と太田どちらが栃木でどちらが群馬か分からない問題についてイジっていきます。




さて、足利をネタにしたせいか、急に向かい風が強くなってきました。
この後は佐野桐生をつなぐ老越路峠を目指すのですが、足尾300のルートを逆から行っただけではつまらないので、地図を見ていて発見した松田川ダムというところへ向かいます。


ここまで来ると知っている地名は「足利」のみ。足利も知っているのは地名とフラワーパークだけ。心細い。




ついに足利という言葉も消えました。




住宅街なのにじわじわとのぼり始めている気配を感じます。ヤビツ峠かな?




この分岐からいよいよ登り始めです。




…と思いきや、いきなり馬がたくさんいたので足を止めます(笑)
のぼりでは足をつかないポリシーで頑張ってますが、こんなに興味を引くものがあったら止まるしかないので仕方がない。




気を取り直して登坂再開。
大体ウェルカム坂って私の経験上10%以上のところが多いんですが、ここは8%……これは余裕の予感(速く登れるとは言ってない)




しばらくは片側一車線でしたが、幅員減少。徐々に道幅が狭くなっていきます。




それでも交通量は極めて少なく、路面もご覧の通りかなり綺麗です。走りやすいことこの上ない。




最後にちょっときついところがあり、「あれ~なんか思ったよりきついかも?」なんて思いながらヨイショヨイショと登ってるうちに下り坂が見えてくる。




馬打峠到着です。
多分ウェルカム坂から2kmあるかないかくらい?きついかなーって思い始めた頃には終わっていました。
カーブ19まであるみたいで看板数えてたんだけど、てっぺんまでの数ではないようでした。




馬打峠を下ると意外にも住宅街です。地図を見た感じ、山の中だと思ってたんだけど。多分ここが松田の集落に違いない。ちなみにここでようやくこの日初めてのローディーと会いました。




住宅を抜けた後は松田川ダムを目指し、再び山の中へ。




わりと緩やかな坂でのぼりやすい感じ。




ダムの手前には展望台がありました。



わーい!!何とかと煙は高いところが好き!!
良い景色です。夏だったらもっと山が青々としてて綺麗だったんだろうなあ。あと曇ってなければ…。




MATSUDAGAWA DAM TOCHIGI PREF.
なんだこのオサレ感は…漢字ではない…だと




13時も回って小腹が空いてきたところで、今朝買ってきたタルトと杏仁を食べることにします。ちょうどベンチもあったので、広げることにします。
わくわくしながらサドルバッグから取り出すと………



これは……なんという……(T_T)
そもそもサドルバッグが斜めだし(奥まで箱が入らなかった)、大分ガタガタ道とかも走ったしね…仕方ないね(T_T)


形は崩れてもイチゴの甘酸っぱさが最高でした。疲れた体に染み渡るおいしさ。また買いに行かなければ…。
ちなみにスプーンとかないと食べられないなあと途中で気付いて、山に入る前のコンビニでスプーンもらったんですが、箱の中にスプーンとフォークが(生クリームまみれの状態で)入ってました!いちごの里さん神かよ(T_T)



腹ごしらえの後は、せっかくなので湖の周りを走ってみることにしました。
まつだ湖。さっきまでMATSUDAGAWAとか言ってたのに唐突なひらがな可愛いな?




何やら気になる坂も見えましたが、どうやら先は駐車場になっていて通り抜け出来なさそうだったため、登るのはやめておきました。




なんだかんだでガードレールのすぐ脇には草木が生い茂っていて綺麗に湖が見渡せる場所がほとんどありませんでした…。ケーキ食べたベンチのところからが一番よく見えるかも。




松田川ダムからしばらく下って分岐まで戻り、次は老越路峠を目指します。




足利まで来て「日光」という文字を見ることに違和感。同じ栃木なんだけど…。
どうやら林道前日光線はこんな感じで続いているようです。3と4は前述の北関東紅葉ライドで走った道。5は前に興味を持ったけど、平均勾配を見てやめようかと思った道。今回は7です。
でもこれこんなにつながってるならそのうち1から通しで走ってみたい。楽しそう。




長石林道。いきなり林道感溢れるクソ狭い道。




こんな微妙なところ、しかも寒いし人がいないのでは…と思ってたけど、ランドナーが一人いました。ずっと後ろにいる気配はしてたんですが、私が写真を撮りながら登ってたら、「速いですね~」と声をかけながら抜いていかれたお兄さん。お兄さんも決して速いわけではないのかもしれないけど、私は速くはないぞ。女子の中でも下の中くらいだし。




飛駒に突入したところで上り坂おしまい。
ちなみにこの道は何気に結構きつかったです。だからこそのこの写真の少なさよ。ちなみに車は一台も通りませんでした。




開けた場所がほとんどないのがガッカリなんですが、わりと頑張ればいい景色が見えないこともない。でも曇りと逆光で何が何やら。




この先はほぼ下り基調の平坦。




しばらく下ると、見覚えのある場所に出ました。老越路峠です。
時間がなければ桐生方面へ行かずに佐野へ下る予定だったんですが、思ったより余裕がありそうだったので桐生方面に向かうことにしました。




やっとこさ本物の群馬県に突入。




綺麗に緑の部分とハゲてる部分がくっきり分かれてる山。




桐生川ダムに到着。梅田大橋より。
この場所は足尾300の試走やら何やらで何回か訪れていたため、今回で4回目。




桐生の市街地までは行かず、市道を通って渡良瀬川へ。
渡良瀬川も上流の方は何度も行くし、利根川と分岐してるところもたまに行くことはあるけど、いまいちサイクリングロードがどうなってるのかよく分かってないので、うかつに川沿いを走れない。




邑楽町に入る前には群馬の空が怪しく光っていました。
さりげなくグンマいじりをしていたからだろうか…。群馬の神様ごめんなさい。




北川辺を通過するころには真っ暗でしたが、これでもまだ17時半くらい。
埼玉大橋の手前くらいにイルミネーションやってる建物があったけど、暗くて何の建物だかよく分かりませんでした。




今日は寒かったけど向かい風もそこまで強くなく、調子が良くて脚が回ってくれたおかげで珍しく今回は12時間程度で帰宅できたのでした。
今回は交通量が少なめで寄り道スポットのあるルートを新規開拓出来たのでとても楽しかったです。





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